そろそろ無くなる「Home Premium」。「Ultimate」はほぼ無し

2009年10月22日に販売がスタートしたWindows 7 DSP版。2012年10月にはWindows 8、2013年10月にはWindows 8.1が登場するも、自作派からは人気のOSとして長らく支持されてきた。昨年12月には代理店からの最終受注アナウンスより、各ショップが最後の発注。2015年に販売する在庫をまとめて確保していたという。

Windows 7/8.1ともにWindows 10への無償アップグレード対象となる

そんなWindows 7 DSP版だが、いよいよ在庫が終わりに近づいている。特に深刻なのが「Windows 7 Home Premium SP1」と「Windows 7 Ultimate SP1」だ。

ツクモパソコン本店ではHome Premium 32bitがわずかに在庫あり	TSUKUMO eX.は、Professionalのみ販売中だ

Home Premiumは、ツクモ各店やドスパラ パーツ館（64bitは販売中）、BUY MORE秋葉原本店では、すでにほぼ完売しており「次回入荷定もなし」。一部で販売中のショップも「在庫が無くなり次第、終了の予定」となっている。法人を中心に今でも問い合わせがあるというHome Premiumだが、まとめて購入するなら早いほうがいい。

ドスパラ パーツ館はHome Premium 64bitが在庫中だった	BUY MORE秋葉原本店ではHome Premium、Ultimateともに完売。Professionalの在庫も少なめという

また、Ultimateの在庫を確認できたのはパソコンショップアークのみ。完売ショップによると次回入荷の予定はなく、ある大手ショップは「系列店から余った在庫が入荷してくる以外の再入荷はない」という事だった。

昨年末の最終オーダーで多めに確保したというパソコンショップアークは、唯一全エディションを販売している	ソフマップリユース総合館ではUltimate以外は在庫

ちなみに、全てのショップで在庫していたのが「Windows 7 Professional SP1」だ。ただ、こちらも余裕があるという状況ではないようで、他のエディションが売り切れると「Professionalに流れてくる可能性は高い」という。

パソコンハウス東映ではHome Premiumの在庫が少なめ。今なら間に合う	東映ランドもUltimate以外は在庫状態だが、Home Premiumは少ないとのこと

文： GDM編集部 Tawashi
「Windows のサポート期限」について（マイクロソフト）： http://www.microsoft.com/ja-jp/windows/lifecycle/eos/consumer/default.aspx