2015.07.02 17:30 更新
2015.07.02 取材
最新1Ynm TLC NANDフラッシュを採用する、SanDisk Corporation(本社:アメリカ・カリフォルニア州)製SATA3.0(6Gbps)SSD「SanDisk X300 SSD」シリーズの販売が、パソコンハウス東映でスタート。フォームファクタは2.5インチで、容量は128GBと256GBの2モデルが用意される。
最新の1Ynm TLC NANDフラッシュを採用するSATA3.0(6Gbps)SSD「SanDisk X300 SSD」シリーズ |
「SanDisk X300 SSD」シリーズは、最新の1Ynm TLC NANDフラッシュを採用するSATA3.0(6Gbps)SSD。すべてのデータをまずSLCブロックに書き込む階層型キャッシュ技術「nCache 2.0」を搭載し、TLC NANDの欠点である書込耐性を向上。さらに「DataGuard Client」と呼ばれるオンザフライのエラー処理機構を備え、従来のエラー訂正機能では修復できないエラーにも対応する。
今回販売が開始されたのは128GBと256GBで、フォームファクタは7mm厚の2.5インチ。公称スペックは前者がシーケンシャル読込520MB/sec、書込415MB/sec、ランダム読込73,000 IOPS、書込40,000 IOPS、書込耐性は72TBW。後者がそれぞれ、520MB/sec、470MB/sec、91,000 IOPS、57,000 IOPS、80TBW。
7mm厚のスリム筐体を採用する「SanDisk X300 SSD」。容量は128GBと256GBの2モデルが用意される |
消費電力は、アクティブ時95mW、休止時70mW、DEVSLP時7mW以下とされ、MTBFは175万時間。外形寸法はW69.85×L100.5×H7mm、重量55.8g。なお販売ショップはパソコンハウス東映で、価格は128GBモデルが税込6,980円、256GBモデルが11,980円。
文: GDM編集部 Tawashi/GDM編集部 池西 樹
SanDisk(製品情報): http://www.sandisk.co.jp/products/ssd/sata/x300/