2015.07.03 12:25 更新
2015.07.03 取材
思わずハッとする特徴的なUIやデザインが気になる、「Apple Watch」風の中華スマートウォッチを東映無線ラジオデパート店で発見。現在取り扱いを検討中という、怪しさ満点なサンプル品だ。
独特のフォルムやボタンのレイアウトから、「Apple Watch」をイメージして作られたであろう謎のスマートウォッチ。ノーブランド扱いのサンプル品で、ひょっとしたら近日中に店頭にやってくるかも |
ラウンドカットされたフォルムやボタンなどのデザイン、そして何かを連想させる特徴的なUI。「Apple Watch」を強烈にイメージしたと思われる、インスパイア系(?)の中華スマートウォッチが店頭にやってきた。
まだ販売されるかどうかも未定なサンプル品だが、人柱上等なガジェットマニアには惹かれるものがあるかもしれない。実際に入荷するかはさて置き、いったいどんなデバイスかチェックしてみよう。
独自OSを搭載するスマートウォッチで、「Apple Watch」のホーム画面によく似たメニュー画面を採用。スワイプして5パターンの画面を切り替え、アイコンをタップして機能を呼び出すことができる | |
Androidスマホと連携するBluetooth接続のデバイスで、QRコードのリンク先からコントロールアプリをダウンロード(アプリ動作は保証対象外)。言語はおそらく中国語と英語と思われる |
一般的なスマートウォッチと同様、BluetoothでAndroidスマートフォンと連携するデバイス。メニュー画面に配置されたQRコードを表示させ、リンク先からコントロールアプリをダウンロードして使用する。
OSはこの手の中華スマートウォッチでお馴染みな、汎用の独自OSを搭載。「Apple Watch」のホーム画面を思わせる独特なメニュー画面が特徴で、スマートフォンのメールやSNSを表示したり、簡易のブラウジングも可能な模様。何やらフィットネス系の機能も備えているようだが、詳細は不明だ。また、通常時は時計を表示させることも可能で、フェイスも3パターンがプリインストールされている。
側面には充電用のmicroUSBのほか、物理ボタン1つを実装。デジタルクラウン(リュウズ)の場所には、小型のカメラを内蔵している | |
メジャーブランドのスマートウォッチでは、意外に搭載モデルの少ないカメラ機能。性能的にはともかく、簡易のメモリ代わりに使ってもいい |
ボタン類は側面に物理ボタン1つを備えるのみで、基本はタッチパネル操作。「Apple Watch」のデジタルクラウンのように見えるのは、スマートウォッチでは珍しいカメラだ。
500mAhのバッテリー裏にはmicroSDスロットとSIMスロットを備え、本来は通話も可能。ただしSIMはGSMにしか対応しないため、国内では単なるスマートウォッチとして使用するほかない。
ちなみに同店によれば、入荷した際の価格は9,000円前後になる見込み。何やらいじり甲斐のありそうなこのデバイス、早ければ来週末にも入荷するかもしれない。
バッテリー容量は500mAh(3.7V)。その裏にはmicroSDスロットのほか、GSM対応のSIMスロットも搭載している |
文: GDM編集部 絵踏 一
東映無線ラジオデパート店: https://www.gdm.or.jp/shop/toei-radio/