2015.07.11 12:46 更新
2015.07.11 取材
ここ数年の大規模再開発により、大きく様変わりしている秋葉原。現在目立って進行中なのは、外神田1丁目エリアの旧石丸電気本店ビルや旧ヤマギワビルの解体工事。昨年末から始まった作業も、8月末にはようやく終了する予定。果たして、その跡地には何ができるのだろうか。
秋葉原に足繁く通っている人なら、行くたびに目にするであろう外神田1丁目エリアで進行中の解体作業。対象となっているのは、旧石丸電気本店ビルと旧ヤマギワビル、さらにテクノハウス東映の裏手にあるニュー東和ビルの3カ所だ。
解体作業の対象区域。石丸電気本店ビルの跡地など、かつての秋葉原を象徴するエリアのひとつ | |
パソコンハウス東映の前から旧ヤマギワビル方面を見る | とんかつの有名店「丸五」の前にある「講武稲荷神社」は避けつつ作業が進行している |
入手した「外神田一丁目計画解体工事行程表」(三井住友建設)によると、2014年12月からスタートした解体作業は、8月31日(月)をもって終了する予定。
「外神田一丁目計画解体工事行程表」。なお事業主は全て住友不動産 | |
旧ヤマギワビル。左は2014年11月、右は現在(2015年7月)の様子。解体作業はかなり進んでいる | |
旧石丸電気本店ビル。左は2014年11月、右は現在(2015年7月)の様子 |
現在コインパーキングとなっている部分も含め、国道17号線沿いの旧ヤマギワビル跡地には「100mクラスの高層ビルができる」(複数関係者)という話がある。一方で大きな道路に面していない旧石丸電気本店ビルの跡地には、「それほど高いビルは建てられない」というのが大方の見方だ。「屋上を緑地化するなど、少し工夫を凝らしたビルができるかもしれない」と語る地元関係者もいるが、今のところハッキリとした用途は不明。
三井住友建設が実施中の解体工事。跡地には、いったいどんな建物ができるのだろうか。
文: GDM編集部 Tawashi