2015.07.15 17:22 更新
2015.07.15 取材
90mmファン×3のオリジナルクーラー「Tri-X」を搭載する、Radeon R9 Fury OCモデル「R9 FURY 4G HBM PCI-E HDMI/3DP TRI-X OC VERSION」(型番:SA-R9FURY-4GOC001/11247-01-40G)の発売が、SAPPHIRE TECHNOLOGY LIMITED(本社:香港)から開始された。
GPUにRadeon R9 Furyを搭載する「R9 FURY 4G HBM PCI-E HDMI/3DP TRI-X OC VERSION」。「HBM」採用モデルでは初の空冷仕様 |
「R9 FURY 4G HBM PCI-E HDMI/3DP TRI-X OC VERSION」は、積層メモリ技術「HBM」採用モデルでは初となる空冷仕様のグラフィックスカード。GPUはSP数3,584基のAMD Radeon R9 Furyで、コアクロックは1,040MHz(リファレンス1,000MHz)へとオーバークロックされている。
またVGAクーラーには、90mm口径のデュアルボールベアリングファン×3を備える「Tri-X」を搭載。ヒートパイプはφ10mmを含む計7本が実装され、低負荷時にはファンの回転を停止する「Intelligent Fan Control 2」をサポートする。
コアクロックを1,040MHzに引き上げたオーバークロック仕様。「Tri-X」はセミファンレス駆動に対応し、アイドル時は無音動作となる |
その他スペックは、メモリクロックが1,000MHz、メモリバス幅は4,096bitで、HBM 4GBのビデオメモリを搭載。出力インターフェイスはHDMI×1、DisplayPort×3、バスインターフェイスはPCI-Express3.0(x16)で、補助電源コネクタは8pin×2を備える。
SP数以外はRadeon R9 Fury Xと同等。空冷仕様のハイエンドグラフィックスカードを探していた人には理想的な選択肢となるだろう |
なお販売ショップは、パソコンショップアーク、ドスパラ パーツ館、ツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.で、価格は税込97,178円。いずれも在庫は極少量で、今後の入荷予定もないとのこと。
パソコンショップアークでは、完売が続くRadeon R9 Fury Xグラフィックスカードも再入荷していた |
文: GDM編集部 Tawashi/TEXT:GDM編集部 池西 樹
SAPPHIRE TECHNOLOGY LIMITED: http://www.sapphiretech.com/
株式会社アスク: http://www.ask-corp.jp/