2015.07.16 11:13 更新
2015.07.16 取材
性能や使い勝手はともかく、デザインやUIが「Apple Watch」によく似た中華スマートウォッチ「SmartWatch Y6」が東映無線ラジオデパート店に入荷。税込8,980円にて販売が始まっている。
サンプル入荷から2週間、事前の問い合わせもあったという中華スマートウォッチが発売開始。独特のデザインやUIを採用する、「Apple Watch」風のモデルだ |
今月初旬にサンプル品が入荷していた、「Apple Watch」風の中華スマートウォッチこと「SmartWatch Y6」の店頭販売がスタート。詳細不明な中国製のノーブランド品ながら、格安で「Apple Watch」気分が味わえる(?)という怪しげなガジェットだ。
一般的なスマートウォッチ同様に、BluetoothでAndroidスマートフォンと連携する。「Apple Watch」のホーム画面を思わせる独特なメニュー画面から、QRコードを表示させてリンク先からコントロールアプリをダウンロード。スマートフォンのメールや電話の発着信、SNSなどの各種通知に対応する。
BluetoothでAndroidスマホと連携、コントロールアプリを介して様々な通知を受け取ることができる。電話の着信にも応答できるほか、ウォッチ側から発信することも可能だ | |
メニューからQRコードを呼び出し、専用アプリをインストールする。各種機能は保証対象外ながら、接続した機器のリモート撮影なども可能なようだ |
また、サポート対象外ながらiPhoneとのペアリングも可能で、電話の発着信などごく一部の機能は利用できる模様。ただしアプリ非対応で機能が制限されることから、基本的にはAndroidスマートフォン用のデバイスとなる。
なお、ショップでは「アプリやBluetooth接続で使用が可能になる機能は保証対象外」と説明しており、Android向けの機能も原則はユーザーが何とかする必要がある。やや手探り感のあるデバイスだが、玄人向けにはいじり甲斐のある面白い端末と言えるかもしれない。
メジャーブランドの製品では、意外に搭載モデルの少ないカメラ(画素数不明)も装備。手探りで試しても苦にならない玄人にとっては、“遊べる端末”と言えそうだ |
接続インターフェイスはBluetooth 3.0で、240×240ドットの1.54型タッチディスプレイを採用。OSは汎用の独自OSを搭載する。インターフェイスはバッテリー裏からアクセスできる最大32GBのmicroSDスロットのほか、SIMスロットも装備。ただしGSM対応のみのため、国内では使用できない。
カラーバリエーションは3色で、いずれも在庫は少量。反響によっては再入荷も検討中とのことだが、興味のある人は早めにゲットしておこう。
カラーは3色が入荷。ブラック、シルバー、シャンパンゴールドからチョイスできる |
文: GDM編集部 絵踏 一
東映無線ラジオデパート店: https://www.gdm.or.jp/shop/toei-radio/