2015.07.16 12:13 更新
2015.07.16 取材
内蔵カメラが撮影した人の顔を認識、スマートフォンにリアルタイムで通知を送ってくれるNetatmoのスマートカメラ「Welcome」が発売。Smart Laboアトレ秋葉原にて、税抜27,593円で販売中だ。
コンシューマ向けでは世界初を謳う、動画の顔認識に対応したホームカメラ「Welcome」が店頭に入荷。家族の帰宅や来訪者など、自宅の様子を外出先からスマホで確認できる |
スマートデバイスやスマート家電を手がける、フランスのNetatmoが「CES 2015」で発表したホームカメラ「Welcome」が店頭に登場。有線LAN・無線LANに接続可能なネットワーク対応のカメラで、高度な顔認識機能に対応しているのが特長だ。
登録済みの名前と認識した顔を関連付けて、スマートフォンのアプリへリアルタイムに通知。家族が帰ってきたなどの情報がアプリ上からタイムラインで確認できるほか、未登録の人物を認識した際には警告を送ってくれる。見守り機能とセキュリティ機能の両方を併せ持った、高性能なスマートカメラなのだ。
ハイレベルな顔認識機能により、事前に登録した人物と未登録の人物を見分けて通知。アプリ上から状況をタイムラインで把握できるほか、「知らない顔」が撮影された際には警告を発してくれる |
人や物の動きに反応して撮影を開始する、動体検知に対応。撮影した映像は本体のmicroSDに保存されるほか、外出先からはクラウド経由で確認できる。プライバシーに配慮した機能も備え、録画開始や通知の有無については、アプリ上から個別にON/OFFを設定可能だ。認識できる人数や通知を受けるスマートフォンなどは、無制限に設定できるという。
カメラ性能は、1,080pのフルHD動画撮影可能な500万画素の広角レンズを採用。IEEE 802.11 b/g/nの無線LANと有線LANに接続可能なほか、iOS 8以上、Android 4.3以上のスマートフォン・タブレットに対応する。
また、こちらは未入荷なものの「Welcome tags」と呼ばれるオプションの周辺機器もラインナップ。加速度センサーを内蔵するタグは、動きや振動を検知、ドアや窓の開閉などをスマートフォンに通知してくれる。
背面には有線LANと電源供給用のmicroUSB、録画メディアに使用するmicroSDスロットを装備。オプションの「tags」と連携すれば、さらなるセキュリティ機能の向上も狙える |
文: GDM編集部 絵踏 一
製品情報(Netatmo): https://www.netatmo.com/ja-JP/product/camera
Smart Laboアトレ秋葉原: https://www.gdm.or.jp/smartlabo