2015.07.28 00:00 更新
2015.07.27 取材
いまアキバでどんなスマートフォンが話題になっている?国内外の最新端末がいち早く入荷するイオシス アキバ中央通店より、旬な端末を紹介する「スマホ羅針盤」。水先案内人になってくれるのは、イオシスの敏腕バイヤー林さんだ。先週で一番の注目端末は、なんといっても激レアなUbuntu搭載スマートフォン「Aquaris E4.5 Ubuntu Edition」でしょう。
ご存知スマホのOSといえばiOSとAndroidが支配的なわけですが、その他のいわゆる“第3のOS”も世界中で注目されています。Firefox OSは残念な結果になってしまったところ、この「Aquaris E4.5 Ubuntu Edition」が搭載するUbuntuには今後も期待していいかもしれません。
端末自体はスペインのBQから発売されている「Aquaris E4.5」と同じで、そのUbuntu版と言った感じ。商用スマホとしては初のUbuntu搭載モデルで、ヨーロッパではコレの上位機種もリリースされています。フル機能版のUbuntuをベースにして、「Scopes」というスマホ用のUIを採用しているのが特長ですね。
ちなみに入荷したのは中古品ながら、翌日朝に売り切れ。実は私自身、実物を見ていなかったりします(笑)。その後もひっきりなしに問い合わせが来るほどの大反響で、これはぜひ追加を仕入れたいなぁと現在確認中です。ヨーロッパの端末は仕入れがなかなか難しいので、あまり期待せずにお待ちください。
そして続いても中古扱いの入荷だった、TCT Mobileの5インチスマホ「ALCATEL ONETOUCH IDOL 3」。なんだか耳慣れない端末ですが、実はイオンスマホの第2弾モデルに採用された「ALCATEL ONETOUCH IDOL 2 S」の上位機種にあたるんです。実は姉妹モデルが、すでに日本でも販売されていたんですね。
スペック自体はなかなか立派なもので、フルHD液晶や8コアCPU、1,300万画素カメラ、OSはAndroid 5.0を搭載しています。そしてユニークなのが、UIが丸ごと180°回転する「Reversible Interface」という機能。正直実用的かどうかは分かりませんが、実際グルリと回転するのを見るのは楽しいですね。
ただし北米版なので対応バンド帯が国内向けじゃないのがネック。ウチでは最近「アメリカに旅行に行くんだけど・・・」という理由でSIMフリー端末を探しに来る方が多いので、そういった方には激オシなんですけど。
今回は全部中古系の端末ですね。この「Galaxy S5」もそうなんですが、コレはちょっと珍しい韓国SKテレコム向けのモデル。同じのは見た目だけ、中身はグローバル版から強化されているという、侮れないバージョンです。
まず解像度がフルHDから1,440×2,560ドットにアップ、メモリも2GBから3GBに増量されていて、さらに高速なLTE-Advancedに対応しているという。一部のマニアには“Prime”モデルなんていわれているハイエンド構成で、現行の「Galaxy S6」シリーズにも迫るものがあります。ただし「S6」と違ってバッテリーが交換できますし、外部ストレージも使えるというメリットも。コスパも良好で、オススメなモデルですよ。
文: GDM編集部 絵踏 一
イオシス アキバ中央通店: https://www.gdm.or.jp/shop/iosys-chuou/