2015.07.29 00:00 更新
2015.07.29 取材
夏真っ盛り。PCからの排熱も、やたらと気になる季節だけにCPUクーラーの交換を検討する人も多いはず。本日のコレオシは、TSUKUMO eX.スタッフの自作女子である橋本さんオススメの「この夏オススメのCPUクーラー3モデル」をご紹介しよう。
連日暑い日が続いていますが、こうなると当然CPUクーラーの交換を検討する方も多いようです。質問を受ける回数も非常に増えてきました。そこで、今回は個人的にオススメの3モデルをご紹介したいと思います。
まずひとつめは、サイズから発売中のサイドフロー型CPUクーラー「阿修羅」(型番:SCASR-1000)です。サイズといえば、「虎徹」(型番:SCKTT-1000)が人気ですが、「阿修羅」はさらに上位モデルという位置付け。φ6mmヒートパイプは6本(「虎徹」は4本)構成で、冷却ファンも140mm(同120mm)口径モデルを搭載。ヒートシンクもひと回り大きくなっています。
「阿修羅」(型番:SCASR-1000)は橋本さんも愛用中 |
干渉排除型デザインとブリッジ式リテンション採用により、非常に取り付けやすい点もいいですね。冷却ファンは、「隼140 PWM」でそのままでもOKですが、追加搭載も可能で冷却性能も文句なし。両モデルの価格差は約1,000円ありますが、私はこちらをオススメします。
初心者から玄人までオススメの万能モデル | |
エルミタ編集部オススメのモデルだったりもする |
ふたつめは、TSUKUMO eX.で人気の定番モデルThermalrightの「Macho120 Rev.A」です。ポイントは、高さを150mmに抑えた120mmファン搭載モデルというところ。高さ制限のあるようなPCケースでも「しっかり冷やしたいんだ」という人に絶対オススメです。例えば、MicroATXケースに合うCPUクーラーを探しているなら、まずは検討してみてください。
Thermalrightの「Macho120 Rev.A」 | |
TSUKUMO eX.で人気のCPUクーラーといえばコレ |
最後に紹介するのは、予算に糸目はつけないというハイエンドユーザー向けのモデル。CRYORIGの「R1 Universal」です。2ブロックに分かれたヒートシンクを2基の140mmファンが強力に冷却。さらに1基追加した、トリプルファンでの運用も可能です。ハイエンド向けらしく、CORSAIR『Vengeance』シリーズのようの高さのあるヒートスプレッダを採用するメモリでも干渉しないよう、しっかりクリアランスが確保されている点も嬉しいですね。高価ですが、それ相応の働きはしてくれると思います。
CRYORIG「R1 Universal」 | |
売価10,000円オーバーの高価なモデルながら「値段分、キッチリ冷やしてくれます」 |
文: GDM編集部 Tawashi
TSUKUMO eX.: https://www.gdm.or.jp/shop/tsukumoex/