2015.08.07 00:00 更新
2015.08.07 取材
今日のコレオシは、一般ユーザーはまず御用がないであろうシリアル機器関連のアイテムをご紹介。東映ランドの川田さんが持っているSUNIXのポートリプリケーター「DPKS04HP0」、素っ気ない茶箱パッケージながら(一部の層に)密かな人気らしい。
シリアルやパラレルポートがマザーボードに搭載されなくなって久しいですが、実は未だにこの手の製品は根強い需要があったりします。もちろん一般ユーザーの方にはあまり関係のない話で、基本は企業とかの法人さんが中心ですね。売り場の一角をひっそり占有しているシリアル関連のコーナーも、知らぬ間に売れていたりして。ごく一部の層向けではありますが、隠れた人気商品たちと言えなくもないでしょう。
それで今日のコレオシはと言えば、3ヶ月前の発売時にはなんと即完売してしまったRS-232Cポートリプリケーターの「DPKS04HP0」です。イーサネットにRS-232Cを増設できる端末で、これは4ポートを搭載する上位モデルですね。ネットワークごしにRS-232Cを拡張できるという優れもので、これまでこの手の製品ってなかった気がします。アキバでも扱っているのはウチくらいだと思いますよ。
基本は測定器とかバーコードリーダーあたりを繋ぐのかなと思いますが、Powered COM Ethernetに対応しているので外部電源不要。デイジーチェーンにも対応していて、コレを最大4台連結して12ポートのRS-232Cを増設するっていう使い方もできます。まぁこんな説明をするまでもなく、この手の商品で質問を受けることはないんですけどね(笑)。買う方は何も聞かずにスッとレジに持ってきて、「領収書ください」の流れでしょう。ちなみに物が物なので、もし売り切れちゃった時は再入荷まで2週間くらい空いてしまうのは勘弁してくださいね。
文: GDM編集部 絵踏 一
東映ランド: https://www.gdm.or.jp/shop/2013/0828/42349