前回は普段過ごしているメイン環境でしたが、今回は寝室。もちろん共通コンセプトは「ファンタシースターオンライン2がどんな態勢でもプレイできる」という点ですから、当然PCが設置してあるわけです。それがこのコスパ重視で組んだPSO2専用の3画面PCです。

PSO2専用の3画面環境PC

中古品や特価品を漁るのが好きなんですが、ほぼ全てのパーツが中古やアウトレット品。特価で購入したのはケースとSSDくらいですね。PSO2を3画面設定で60fps維持（平均70から90）を目標に組みました。

LG「E2360V-PN」を3台使用

液晶ディスプレイはサブ環境という事で価格重視。LG「E2360V-PN」を3台まとめて購入しましたが、TNパネルなので3画面時の視野角調整に苦労しました。あまりオススメしません。出力はDVIとHDMI、mini DisplayPort（DVI変換アクティブ使用）で3画面を設定しています。

左右の液晶。TNパネルのため視野角の調整がキモ

PSO2の場合、キャラクター読み込み時のCPUパワーがとにかく必要なんですが、使っている「A10-6800K」ではかなりしんどい。理想はCore i5クラスのCPUを4GHz程度での運用ですが、内蔵GPUは無効化して1.425Vまで電圧をアップ。4.8GHzで安定動作させています。

ちなみに、CPUクーラーは3,980円で購入したSAPPHIRE「VAPOR-X CPU COOLER」。これでCPUコア温度は平均45℃前後で使えています。ケースファンも約1,200rpm程度なので、全体として非常に静かですよ。

PCケースはShakoon「VG-4WR」とENERMAX「FulmoQ」のニコイチ仕様
トップやリアの様子。カラフルなネジとワッシャーのセット品「Lord of the rings MOD screw suit 」を使っている

グラフィックスカードは1万円ほどで入手したSAPPHIREのRadeon HD 7850。コアクロックは860MHzから1,050MHzにオーバークロック。MMOは長時間稼動が前提のため、こちらは定格電圧内でクロックを調整しました。

ケース内部の様子。さすがアキバスタッフ。配線もきれいに収まっている

入力機器はキーボードがENERMAX「CAESAR」、マウスはロジテック「トラックボールマウス」と「G500」。PSO2では機銃操作の場面があるので、専用のジョイスティックとして雰囲気が出るようSaitek「ST90」を設置しています。実はこの部屋にはもう1台。あぐらをかいてPSO2ができる環境もあるのですが、こちらはまた今度にしておきましょう。

入力デバイスはメインとサブが用意されていた
「G500」がメイン。「トラックボールマウス」はサブ用とか。演出重視のためだけにジョイスティックも用意してある
一体何台のPCが。すぐ横にはあぐらをかいてPSO2ができるPCもあるが、こちらはまた別の機会に紹介しよう

文： GDM編集部 Tawashi
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