2015.08.11 18:16 更新
2015.08.11 取材
ASUSTeK Computer Inc.(本社:台湾)が展開するSkylake対応マザーボード「ASUS 100シリーズ」の上位モデル3種がアキバに登場。明日8月12日(水)より販売が開始される。
8月5日21時の販売解禁には、スタンダード向けミドルレンジモデル「Z170-A」のみとやや寂しい状況が続いていた「ASUS Z170シリーズ」に、待望のハイエンドモデルが登場、明日12日より発売が開始される。
「R.O.G.」シリーズの上位モデル「MAXIMUS VIII HERO」 |
ゲーマー・オーバークロッカーをターゲットにした「R.O.G.」シリーズに属するのは、ATXフォームファクタに対応する上位モデル「MAXIMUS VIII HERO」と下位モデル「MAXIMUS VIII RANGER」の2種。
M.2やSATA Expressポートなど高速ストレージ対応も充実 | ネットワークチップにはCPUの負荷が低いIntel製を採用する |
いずれもデジタル回路から独立した高音質オーディオ回路「SupremeFX 2015」を採用。搭載コンポーネントもニチコン製オーディオコンデンサやESS製DAC「ES 9023P」、汎用オペアンプTI「RC4580」など、厳選することでノイズの少ない高品位なサウンドを楽しむことができる。
さらにCPUの負荷が低いIntel製ギガビットLANやデータ通信を最適化しラグを減らす「GAMEFIRST III」、メモリの一部をSSDキャッシュとして割り当てることでゲームのロード時間を短縮する「RAMCACHE」などの独自機能を備える。
「MAXIMUS VIII HERO」のスペックは、メモリスロットがDDR4-3600×4、ストレージはSATA3.0(6Gbps)×8(内4ポートはSATA Express兼用)、SATA Express×2、M.2×1、拡張スロットはPCI-Express3.0(x16)×3、PCI-Express3.0(x1)×3を備える。
「R.O.G.」シリーズの下位モデル「MAXIMUS VIII RANGER」 |
「MAXIMUS VIII RANGER」のスペックは、メモリスロットがDDR4-3400×4、ストレージはSATA3.0(6Gbps)×6(内4ポートはSATA Express兼用)、SATA Express×2、M.2×1、拡張スロットはPCI-Express3.0(x16)×3、PCI-Express3.0(x1)×3を備える。
スタンダード向け最上位モデル「Z170-DELUXE」 |
「Z170-DELUXE」は、スタンダード向け最上位モデル。16+4+2フェーズの高効率電源回路を搭載し、オーバークロック向けとしても利用可能。さらにIntel製デュアルギガビットLANや高音質オーディオ回路「Crystal Sound 3」などゲーマー向けの機能も充実している。
16+4+2フェーズの高効率電源回路を搭載し、高負荷環境でも安定動作が可能 | バックパネルインターフェイスも豊富に用意され、あらゆる用途に対応する |
主なスペックは、メモリスロットがDDR4-3466×4、ストレージはSATA3.0(6Gbps)×8(内2ポートはSATA Express兼用)、SATA Express×1、M.2×2、U.2×1で、拡張スロットはPCI-Express3.0(x16)×3、PCI-Express2.0(x1)×4。またIEEE 802.11a / b / g / n / ac無線LAN機能を標準装備する。
文: GDM編集部 Tawashi/TEXT:GDM編集部 池西 樹
ASUSTeK Computer Inc.: http://www.asus.com/jp/