2015.08.14 00:00 更新
2015.08.14 取材
デビューから約1週間が経った新型CPU“Skylake”が好調に売れている。そこで本日のコレオシは、BUY MORE秋葉原本店スタッフの高瀬さんが「Skylakeにオススメの空冷CPUクーラー」をご紹介。値段が高すぎず、しっかりと冷却してくれる3製品をチョイスしてもらった。
Skylake、好調に売れています。みなさん購入していくのは上位モデルの「Core i7-6700K」がほとんどですね。ご存知の通り、リテールパッケージ版にはCPUクーラーが付属しません。そこで「Core i7-6700K」購入時には必須なCPUクーラーのオススメ&売れてるモデルをいくつかご紹介します。
価格は約50,000円ながら売れ筋は「Core i7-6700K」。CPUクーラーは付属しない |
予算に少し余裕があるという方に人気なのが、CRYORIGの「H5 ULTIMATE」です。発熱すると言われるSkylakeですが、「H5 ULTIMATE」ならしっかりと冷やしてくれるでしょう。姉妹モデルには「H5 UNIVERSAL」がありますが、個人的には「H5 ULTIMATE」のほうがオススメ。理由は140mmタイプの搭載ファンが25.4mm厚の「XF-140」になっているため(「H5 UNIVERSAL」は13mm厚の「XT-140」)。その分、風量も最大65CFMから76CFMにアップしているんですよ。
CRYORIG「H5 ULTIMATE」。ハニカム構造の特殊ヒートシンク“Hive Fin Design”を採用。直径6mmのヒートパイプ4本で構成され、高冷却を実現 |
ただし、CORSAIR「Vengeance」シリーズのように高さのあるDDR4メモリを使う場合は要注意。しっかりとクリアランスを確認し、ダメなら薄型140mmファン搭載の「H5 UNIVERSAL」を選択するのもアリだと思います。
薄型140mmファン搭載の「H5 UNIVERSAL」。メモリとの干渉が気になる人はコチラ |
「CPUクーラーにそこまで予算をかけたくない」という方にはこっち。Cooler Masterのサイドフロー型CPUクーラー「Hyper 212 EVO」、もしくは「Hyper 103」がオススメです。性能と価格のバランスが取れた「Hyper 212 EVO」は当店1番人気のモデル。高さを138.5mmに抑えた「Hyper 103」はPCケースとの干渉が気になる方にも安心して使えるでしょう。
こちらも人気のCooler Master製2モデル。価格も3,000円台とお手頃だ | |
「Hyper 212 EVO」。ヒートパイプダイレクトタッチ式がさらに進化した、独自のCDC技術を採用 | 「Hyper 103」。92mmファン採用により全高を138.5mmに抑えた |
文: GDM編集部 Tawashi
BUY MORE秋葉原本店: https://www.gdm.or.jp/shop/2013/0301/22064