2015.08.14 14:11 更新
2015.08.14 取材
種類豊富に熱伝導シートを取り扱うワイドワークから、シリコーンフリー放熱シート計6種類が登場。精密機器の熱源にペタリと貼り付けて使用。パソコンショップアークで販売中だ。
多種多様。性能やサイズ違いで数多くの熱伝導シートを取り扱う株式会社ワイドワーク(本社:東京都千代田区)から、6種類の新作が登場。パソコンショップアークで発売中だ。
発売が開始されたのは、α-オレフィン系材料を使用した熱伝導率2.0W/m・K品。従来のシリコーン系材料では、低分子シロキサンが発熱体の動作熱から発生。電気絶縁物として接点障害を引き起こす可能性があったという。これを解消しているのが、今回の新製品というワケだ。
難しい事はさておき、「発熱体」にシートを貼り付け、その熱を伝導させたい「放熱体」に密着させ、熱を移動させる仕組み。つまり熱源と放熱体の間に挟んで使用するというもの。
全種類販売中のパソコンショップアークでは、「スマートフォンに貼り付ける」として購入する人がいるそうで、アークのSTAFF氏も「HDDに貼り付けて使用する予定」とか。
ラインナップは厚さ0.5mm / 1.0mm / 2.0mmの3種類で、それぞれサイズが50×50mmと100×100mmが用意される。なお各製品の販売価格は、パソコンショップアークオンラインショップを参照のこと。
文: GDM編集部 松枝 清顕/Tawashi(取材)
株式会社ワイドワーク: http://www.widework.co.jp/