2015.09.01 00:01 更新
2015.09.01 取材
いまアキバでどんなスマートフォンが話題になっている?国内外の最新端末がいち早く入荷するイオシス アキバ中央通店より、旬な端末を紹介する「スマホ羅針盤」。水先案内人になってくれるのは、イオシスの敏腕バイヤー林さんだ。今回は手頃な価格で人気を集める最新世代のファブレット「Xperia C5 Ultra」や、待望のLTE版「Galaxy Tab S2」など全5モデルを紹介するぞ。
フラッグシップ機種ではないですが、先週大ヒットになったのがこの「Xperia C5 Ultra Dual」です。ソニーのファブレット「Xperia Ultra」シリーズの最新作で、最大の特徴はもちろん6インチの大画面ディスプレイ。最近のスマホは大画面化してきたとはいえ、まだまだ6インチ級のモデルは少ないですからね。お手頃なお値段で大画面スマホが手に入るとあって、週末を待たずに完売してしまいました。
ミドルレンジに分類される端末ではありますが、フルHDディスプレイにオクタコアCPU、1,300万画素のデュアルカメラと、なかなかバランスのいいスペック。さらに画面はいわゆる“狭額縁デザイン”なので、スリムで持ちやすいんですよ。メモリ2GBは大画面モデルとしてはちょっと物足りない気もしますが、とにかくコストパフォーマンスの高さが魅力です。手頃に大画面スマホを求めるなら、今はコレでしょう。
お次はおなじみSamsung「Galaxy」スマホの最新モデルで、「Galaxy S6 edge+」をご紹介しましょう。大画面化の波に乗って、既存のフラッグシップモデル「Galaxy S6 edge」が5.1インチから5.7インチにサイズアップしました。画面両端の曲面ディスプレイ「デュアルエッジスクリーン」が一番の特徴ですね。
スペック自体は一緒に発表された「Galaxy Note5」と一緒で、WQHD解像度の有機ELディスプレイにオクタコアCPUを搭載。Samsungスマホとしては、この世代からメモリも4GBになりました。ただし「S6 edge」からビックリするほどスペックが上がったワケではないので、画面サイズでの好みで選んでいいと思います。国内で発売されるかどうかも気になりますね。
この後は引き続き「Galaxy」シリーズが続きます(笑)。フラッグシップに続いての登場は、こちらの「Galaxy A8」。2週間前にチラリとご紹介した端末ですが、ようやく本命の香港モデルが入ってきました。手違いで入荷した台湾モデルとは違って、こちらは国内向けの周波数帯にしっかり対応しています。
ちなみにどんな端末かというと、Samsung史上最薄のユニボディ筐体をもつミドルレンジスマホです。ウチの端末マニアが衝動買いしていましたが、フルHDディスプレイにオクタコアCPU、高速起動の1,300万画素カメラ、さらに指紋認証も搭載している、絶妙なバランスの機種です。デュアルSIMとのトレードオフでmicroSDが使える点も便利、そしてiPhone 6 Plusとサイズが同じというオマケつき(笑)。そのスタッフですが、なんと6 Plus用のケースを付けて急場をしのいでいましたよ。
そして最後は、以前にWi-Fiモデルが入荷していた「Galaxy Tab S2」のLTE対応モデルです。例のiPad Air 2やiPad miniより薄くて軽い、世界最薄・最軽量タブレットですね。この端末に限った話ではありませんが、SIMフリーのLTE対応タブレットは同じWi-Fiモデルよりも人気があります。待っていた人も多かったんでしょう、入荷以降いいペースで売れていますよ。
ちなみにスペックはまったく一緒なので、単に用途の違いで選ぶことになるのかなと思います。金額もWi-Fi版から1.7万円くらいしか差がないですしね。一応LTE版になって重さがちょっとだけ増えましたが、これは気にしなくてもいいでしょう。
文: GDM編集部 絵踏 一
イオシス アキバ中央通店: https://www.gdm.or.jp/shop/iosys-chuou/