人気となりそうなZ170採用のゲーミングMini-ITX

イベントでは、すでに販売中のASRock製Intel Z170チップセット搭載マザーボードの新機能や特徴の紹介をはじめ、超小型ベアボーン「Beebox」の解説。さらに、家電リモコン機能やMiracastアダプタ機能を搭載するIEEE 802.11ac対応無線LANルーター「G10」の発売予告も行われた。

セッションを担当したのはASRock国内正規代理店であるアスクのチャネル営業部 深江 祐介氏

すでに、店頭では多数のZ170搭載モデルを展開中のASRock。未発売モデルとして注目なのが、同社初のゲーミング向けMini-ITXマザーボード「Z170 Gaming-ITX/ac」だろう。Z170搭載モデルでは現在唯一のMini-ITX対応となる「Z170M-ITX/ac」を販売中だが、はやくも上位モデルが登場する事になる。

ゲーミング向けMini-ITXマザーボード「Z170 Gaming-ITX/ac」。小型ながら2つのヒートシンクはヒートパイプで接続されている
ネットワークはIntel製ギガビットLANとIEEE 802.11ac無線LANを採用。USB3.1はType-A×1、Type-C×1を備える

基本スペックは、2オンス銅箔を使用した8層基板に8フェーズ電源回路を搭載。ストレージインターフェイスにはSATA3.0（6Gbps）×6やSATA Express×1のほか、基板裏面にはUltra M.2（32Gbps）×1も実装されている。拡張スロットはPCI-Express3.0（x16）×1、miniPCI-Express×1。順調にいけば来週12日（土）頃に発売が予定され、予価は税抜28,480円程度とされる。

基板裏面にはUltra M.2（32Gbps）×1も実装されていた

また、先日レビューをお届けした超小型ベアボーン「Beebox」に、Windows 10 Homeプリインストールモデルがまもなく登場。メモリにDDR3L-1600 2GBとeMMC 32GB SSDを搭載し、こちらも準備ができ次第、発売を開始するという。

「Beebox」の実機展示。現在はベアボーンとして税抜約16,980円で販売中だ
やはり出てくるWindows 10搭載モデル。安価な価格設定に期待ができそうだ

そのほか、家電リモコン機能やMiracastアダプタ機能を搭載するIEEE 802.11ac対応無線LANルーター「G10」の国内投入が9月下旬に決定。パッケージもすでに完成し、登場は間もなくと言ったところだ。予価は税抜30,000円中盤から後半。

初披露となった「G10」のパッケージ
どことなくPS4を思わせるフォルムの「G10」。「COMPUTEX」で公開されたレッドではなく、製品版はブラックとなる

文： GDM編集部 Tawashi
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