2015.09.18 13:00 更新
2015.09.18 取材
株式会社エム・コーポレーション(本社:埼玉県川口市)から、2.5インチドライブが7台実装できるMini-ITX対応Cube型PCケース「EMU-W150」が発売された。市場想定売価は税抜11,000円。実際の組み込み例を見ながら、その出来映えをチェックしてみよう。
発売が開始された「EMU-W150」に見覚えがある人もいるだろう。実はこの製品、今年開催された「COMPUTEX TAIPEI 2015」のREALANブースに展示されていた「E-Mini」シリーズそのものだ。
株式会社エム・コーポレーション型番で国内上陸の「EMU-W150」。「COMPUTEX TAIPEI 2015」で展示されていたボディカラーはシルバーモデルだった | |
厚さ3.5mmの肉厚アルミパネル採用で、叩いてもビクともしない堅牢性ボディが特徴 | ボトム部分にはゴム製で安定性があるインシュレーターを備える |
筐体パネルに厚さ3.5mmの肉厚アルミパネルが採用されるなど、基本スペックはに変更はない。Mini-ITXサイズのマザーボードが搭載できる筐体内部は、左右が分離されたセパレート構造。ドライブベイレイアウトは2.5インチシャドウベイ×4、3.5インチシャドウベイ×2(2.5インチドライブ×3に対応)で、2.5インチドライブなら最大7台まで増設できる、Cube型Mini-ITXケースとしては、収納力の高さが特徴だ。
筐体内部はマザーボードトレイを中心に左右を分離したセパレート構造 | |
2.5インチドライブなら最大7台まで搭載可能。光学ドライブ用ベイは備えていない |
なお販売ショップのひとつであるパソコンハウス東映で、組み込み済みのサンプルを確認。Socket FM2+対応マザーボードが採用されており、CPUクーラーにはAPU付属の純正クーラー(トップフロータイプ)を使用。SFX電源ユニットを搭載するほか、HDDとSSD合わせ合計7台の2.5インチドライブが組み込まれていた。
組み込んだデモ機の内部はギッチリ詰め込まれた状態。パーツとの干渉やケーブル配線など、アレコレと頭を悩ませながら組む必要があり、自作の腕前を試すにはぴったり。なお組み込みサンプルの展示予定はないとのこと |
販売ショップはパソコンハウス東映のほか、ツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.で入荷を確認。そのほか詳細スペックについては9月4日付けリリースを参照のこと。
文: GDM編集部 Tawashi
株式会社エム・コーポレーション: http://www.emu-corp.com/
パソコンハウス東映: https://www.gdm.or.jp/shop/phouse-toei/
ツクモパソコン本店: https://www.gdm.or.jp/shop/tsukumo/