2015.10.08 21:38 更新
2015.10.08 取材
パナソニックが展開するテクニクスブランドは、270°の高指向性スピーカーを採用するハイレゾオーディオシステム「SC-C500」を展示。来年1月登場予定の高級オーディオシステムを画像を中心に紹介しておこう。
パナソニックが展開する高級オーディオブランドテクニクスブースでは、来年1月に発売予定のハイレゾオーディオシステム「SC-C500」を展示。専用の視聴ルームを設営し、音質の良さをアピールしていた。
同社の「プレミアム」クラスに属するモデルで、デジタルデータをそのまま低ジッター伝送・処理する「JENO Engine」や、インターフェイスのジッター・ノイズ処理を追求した「Digital Noise Isolation Architecture」、クロック回路の電源をバッテリー化して電源ノイズを抑える「Battery Driven Clock Generator」など、フラッグシップ「リファレンス」クラスの高音質化技術を搭載。さらにバイアンプ駆動を採用することで、相互干渉のないピュアな音色を実現した。
3基のツィーターユニットを3方向に配置することで、270°の広指向性を実現したコンパクトスピーカー。室内全体で違和感なく音を届けるための調整作業が最も時間がかかったとのこと |
また「SC-C500」では、100kHz再生に対応する3基のツィーターユニットを3方向に配置した専用コンパクトスピーカーを標準装備。さらに対向配置した2基の80mmウーファーユニットと独自ホーン設計により、270°の広指向性を実現、部屋のすみずみまで上質のサウンドを届けることができる。
オーディオフォーマットはPCM 192kHz/24bit、DSD 5.6MHzのハイレゾ音源に対応。センターユニットにはCDプレーヤーが実装される他、PCやUSBメモリ用のUSB端子、光デジタル端子、有線LANポートなどの入力インターフェイスを搭載。またワイヤレスはBluetoothとWi-Fiに対応する。発売は2016年1月22日予定で、価格は税別200,000円。
センターユニットにはCDプレーヤーも実装されているが、その性能を最大限に引き出すにはPCやUSBメモリによる、ハイレゾ再生がオススメだ |
文: GDM編集部 池西 樹
CEATEC JAPAN 2015: http://www.ceatec.com/ja/