2015.10.09 18:12 更新
2015.10.09 取材
ECS(本社:台湾)の超小型ベアボーンキット「LIVA」シリーズの最新モデル「LIVA Core」がアキバに登場、本日より発売が開始された。CPUにはCore M-5Y10cを搭載し、販売価格は税込54,000円前後。
Broadwell-YことCore M-5Y10c(2コア / 4スレッド / 定格800MHz / TB時2.00GHz / キャッシュ4MB)を搭載する超小型ベアボーンキット、「LIVA Core」の発売が本日9日より開始された。冷却システムは大型のパッシブヒートシンクで、ストレージはM.2 SSD(PCIe / SATA)に対応。コンパクト・ハイパフォーマンスなゼロスピンドルPCを簡単に構築することができる。
プロセッサの冷却はパッシブヒートシンクを採用。ストレージもSSDのみ対応するため、完全なゼロスピンドル駆動 |
グラフィックス機能は、EU数24基のIntel HD Graphics 5300が採用され、このクラスでは最高レベルの3D性能を実現。さらに4K(3,840×2,160ドット)の高解像度表示もサポートされる。
その他スペックは、メモリがDDR3L 4GB(増設不可)、ネットワークはギガビットLAN(Realtek RTL8111H)、IEEE 802.11ac無線LAN、Bluetooth 4.0を搭載。インターフェイスはUSB3.0×3、USB3.0×1(EZ Charger)、microSDカードリーダー×1、音声出力 / マイクコンボジャック×1。ディスプレイ出力はHDMI1.4a×2でデュアルディスプレイに対応する。
インターフェイスはフロントとリアにまとめて配置 | |
両側面には放熱のため冷却用スリットを配置。また右側面にはケンジントンロック用ホールも用意される |
外形寸法は、W136×D84×H38mm、重量約420g。対応OSは、Windows 10 64bit、Windows 8.1 64bit(UEFI)、Windows 7 64bit、Linux。なお取材時点で在庫を確認したのはパソコンハウス東映(税込53,780円)、パソコンショップアーク(税込53,784円)、TSUKUMO eX.(税込53,784円)。
メモリはオンボードで実装されているため、必要なハードウェアはM.2 SSDのみ。一般的なベアボーンキットに比べて、組み立てのハードルは非常に低い |
文: GDM編集部 Tawashi / 池西 樹
Elitegroup Computer Systems(ECS): http://www.ecs.com.tw/