2015.10.09 19:00 更新
2015.10.09 取材
Bluetooth関連の最新機器が集まるBluetooth SIGブースで、一際注目を集めていたのがタカラトミーの組み立て式ロボット「MECCANOID」。動きや音声によるプログラムに加え、専用アプリを使えばスマートフォンから操作もできるスグレモノだ。
「Omnibot+」シリーズを展開するなど、ロボット玩具に力をいれているタカラトミー。「CEATEC 2015」ではBluetoothを利用して、スマートフォンやタブレットから操作できる組み立て式ロボット「MECCANOID」を持ち込んだ。
本体中央部には制御用コントローラが実装され、音声コマンドによる操作や、各サーボの動きを記録・再現する「Learned Inteligent Movement」動作、約900種類の音声フレーズによる会話を楽しむことができる。
本体中央に制御用コントローラを搭載。音声認識やサーボの動作を記憶する「Learned Inteligent Movement」機能により、腕や頭に実装されているサーボを操作できる |
またBluetoothでiOS / Android端末とペアリングすれば、専用アプリによるリモコン操作が可能。さらにスマートフォンのカメラで撮影した人の動きを真似する「モーションキャプチャー」機能も実装される。
BluetoothでiOS / Android端末とペアリングすれば、専用アプリから操作が可能。また設定した動作を記録・再生できるリピート機能も備える | |
スマートフォンのカメラ機能を使えば、撮影した人の動きを真似する「モーションキャプチャー」も可能だ |
製品ラインナップは全長122cmの「G15 KS」と、全長61cmの「G15」の2種。前者は片腕あたり3個のサーボを搭載し、価格は税抜50,000円。後者は片腕あたり2個のサーボを搭載し、価格は税抜30,000円。その他スペックは共通で、いずれも11月上旬より発売が開始される予定だ。
全長61cmの小型モデル「G15」。片腕あたりのサーボ数が2個になるため、動きがやや制限されるものの実装機能はまったく同じ |
文: GDM編集部 池西 樹
CEATEC JAPAN 2015: http://www.ceatec.com/ja/