2015.10.15 11:02 更新
2015.10.15 取材
9.7インチの高解像度ディスプレイや3G通信機能を搭載した、高性能なWindows 10 / Androidデュアルブート対応タブレット「V919 3G Air」が発売された。メーカーは中国のタブレット大手ONDAで、店頭価格は税込26,980円。パソコンハウス東映など東映無線各店で今日から販売が開始される。
最新のWindows 10とAndroid 4.4が同居する、デュアルブート対応の中華タブレットに新モデル登場。4コアSoCやQXGA解像度のディスプレイを搭載、非公式ながら3G通信にも対応する |
iPad激似な端末デザインやパッケージを採用する、Windows 10 Home(32bit)とAndroid 4.4のデュアルブート対応タブレット。画面サイズはiPadと同じ9.7インチで、ディスプレイも“Retina相当”の2,048×1,536ドットの高解像度液晶を搭載する。ただしこの価格で3G通信機能を備えるなど、全部入りといっていい高機能が特徴で、コストパフォーマンスは高い。
プロセッサはクアッドコア動作のIntel Atom Z3736F(最大2.13GHz)、メモリ2GB、ストレージ64GBを実装。フロント200万画素 / リア500万画素のカメラを備え、ネットワークはBluetooth 4.0、無線LANと前述の3G通信機能に対応している。ただしショップでは「通信機能は保証対象外」と説明しており、通信の周波数帯などは不明だ。
端末デザインとパッケージは、iPadを強烈に意識した“インスパイア系”。ただしこうしたネタ要素だけでなくスペックも高く、総じてコスパ優秀な端末になっている |
また、OSはこの手の中華タブレットでは定番となるマルチランゲージ対応の中文版。通信機能と同様に「言語変更はサポート対象外」(ショップ)ながら、言語パックの追加ダウンロードで日本語環境に変更して使用できる。中文版OSの日本語化手順については、こちらのレビューを参照のこと。
東映無線ラジオデパート店を除く、パソコンハウス東映など系列3店舗にて今日から販売が開始される。
スピーカーとmicroUSBの配置もiPad風。なお3Gアンテナを兼ねたトップカバーを外すと、microSDスロット(SDXC対応)と3G対応のmicroSIMスロットにアクセスできる |
文: GDM編集部 絵踏 一
パソコンハウス東映: https://www.gdm.or.jp/shop/phouse-toei/