2015.10.17 12:00 更新
2015.10.17 取材
国内市場では久々となるAerocoolブランドの新作PCケース「AERO-800」シリーズと「AERO-500」シリーズの販売がTSUKUMO eX.でスタートした。どちらもATX対応のミドルタワーPCケースだ。代理店は株式会社リンクスインターナショナル(本社:東京都千代田区)。
「AERO-800」シリーズは、内部がマザーボード搭載エリアと、電源ユニット搭載エリアを分けた「熱源分離構造」を採用するミドルタワーPCケース。熱発生源を分離する事でシステム全体の温度上昇を抑制するとしている。
ドライブベイレイアウトは、5.25インチオープンベイ×2のほか、マザーボードベース背面側からアクセスする2.5 / 3.5共用シャドウベイ×2、2.5インチ専用シャドウベイ×3を備える。
鮮やかなブルーカラーの「Aero-800 Blue」。ほかにブラック「Aero-800 Black」ホワイト「Aero-800 White」グレー「Aero-800 Gray」が用意されている |
拡張スロットは全7段で、拡張カード有効スペースは最大390mm、CPUクーラーは高さ最大155mm、電源ユニットは奥行き180mmまで対応。冷却ファンレイアウトはフロント120mm×2(標準)または140mm×2、トップ120mm×2、リア120mm×1(標準)で、フロント分には最大280mmサイズのラジエターが搭載可能。
「熱源分離構造」を採用し、電源ユニット搭載エリアを覆う専用のカバーを装備する |
ボディカラーは全4色が揃い、いずれも左サイドには大型アクリルウィンドウを標準装備する。外形寸法はW200×D475.8×H501mm、重量約7.45kg。そのほか、詳細については10月2日付けプレスリリースを参照のこと。
マザーボードベース背面側の裏配線スペース。ストレージデバイスは全てこちら側から搭載する |
同時発売の「AERO-500」シリーズは、フロントトップに最大4基の冷却ファンが接続できる2系統のマルチファンコントローラーを搭載。HIGH / OFF / LOWの計3モードで回転数が制御できる。なお、冷却ファンレイアウトは、フロント120mm×2、リア120mm×1、トップ120mm×2で、リアのみ標準装備されている。
「Aero-500 Window White」。ほかにブラックモデル「Aero-500 Window Black」もある | |
ケーストップのダストフィルタをマグネット式のため簡単に着脱できメンテナンスも容易 | 5,000円台のケースとしては珍しい4基の冷却ファンが接続できる2系統のマルチファンコントローラーを装備 |
外形寸法はW203×D439.5×H486.5mm、重量約5.7kg。詳細については、こちらも10月2日付けプレスリリースを参照してほしい。
ドライブベイレイアウトは、5.25インチオープンベイ×2、2.5 / 3.5共用シャドウベイ×3、3.5インチ専用シャドウベイ×1、2.5インチ専用シャドウベイ×2を装備と拡張性は高い |
文: GDM編集部 Tawashi
TSUKUMO eX.: https://www.gdm.or.jp/shop/tsukumoex/
Aerocool Advanced Technologies: http://www.aerocool.com.tw/
株式会社リンクスインターナショナル: http://www.links.co.jp/