2015.10.29 00:00 更新
2015.10.29 取材
予算をあまりかけないで、ちょっと古めのノートPCをアップグレードしたい。そんな人にとってオススメのパーツを、ツクモパソコン本店のベテランスタッフ高崎さんがコレオシ。快適なWindows 10搭載PCに進化させてみよう。
Windows 10にアップグレードする人が増えていますね。店頭でも問い合わせが非常に多くなっています。そこでよく聞かれるのが、Windows 10へのアップグレードに合わせて、手持ちのノートPCもパワーアップできないかというご相談です。
パワーアップしたいというノートPCはだいたい4年以上前の製品ですが、その際に気をつけたいのが対応メモリについて。モデルナンバーが3ケタ時代のCore iシリーズやそれより前のCPUなど、2011年以前のモデルでは、対応メモリが2Gbit DRAMタイプ(片面8枚チップ)である事が前提です。現在は4Gbit DRAMタイプ(片面4枚チップ)が主流なので、当然販売されているメモリも4Gbit採用品がほとんど。
ノート用メモリ購入についての注意書き |
4Gbit採用品を購入して動かない場合も、メモリ自体に問題がないため返品や交換はできません。ツクモのパーツ交換保証に加入しておくのもアリですが、まずは事前に押さえておきましょうというワケですね。
Crucial「CT2KIT51264BF160B」。DDR3-1600 4GB×2枚セットで、旧タイプのノートPC換装用にオススメ |
前置きが長くなりましたが、そこでオススメのメモリがコレ。Crucial「CT2KIT51264BF160B」です。DDR3 SO-DIMMに対応したDDR3-1600 4GB×2枚セットで、今ではなかなか珍しい2Gbit DRAMタイプ(片面8枚チップ)採用品。古いノートPCでも問題なく動作してくれます。1.35V駆動の低電圧版だけに、ノートPC以外にもいろいろと使い道がある点もポイントです。
写真左が2Gbit DRAM採用品。右が4Gbit DRAM採用品。搭載チップの枚数が異なるので見た目にも判断しやすい |
同時に価格の安い、お買い得系のSSDも一緒に交換しましょう。128GBクラスなら7,000円前後で購入できるモデルも増えました。Windows 10へアップグレードしたオールドノートPCも、快適動作間違いなし。さらに数年は使えるマシンに進化しますよ。
どちらかと言えばスペックより価格が重視のお買い得系SSD。最近では128GBで6,000円台から購入可能だ |
文: GDM編集部 Tawashi
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