2015.10.29 12:01 更新
2015.10.29 取材
Fractal Design(本社:スウェーデン)ブランドのCube型Mini-ITXケース「Core 500」(型番:FD-CA-CORE-500-BK)が予定通り販売が開始された。小型PCケースは大型CPUクーラーが苦手。ただしCPUヘッドが小さい水冷は得意なのだ。
国内自作市場でも人気メーカー、Fractal Designが6月に発表。このほどようやく販売がアナウンスされたCube型Mini-ITXケース「Core 500」がリリースされた。
19.5リットルの内部容積を誇る小型PCケースは、トップ部に140mm口径ファンを最大で2基搭載可能。よって最大280mmサイズのラジエターが搭載できるというワケだ。
とかくCube型PCケースの場合、CPUクーラーのチョイスに制限があり、ハイエンド志向の構成とは無縁と思われがち。だが水冷の場合CPUヘッド(ウォーターブロック)の小型化により、ラジエター(+冷却ファン)の居住空間さえ確保できれば、ミドルタワーPCケースとなんら遜色ない冷却を行う事ができる。
まさにハイエンド構成向けのCube型Mini-ITXケース。冷却は水冷が断然オススメ |
ドライブベイレイアウトは、3.5インチシャドウベイ×2、2.5インチシャドウベイ×3で、ユニットが着脱できる5.25インチオープンベイも×1装備。
入荷を確認したのは、パソコンショップアーク、ツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.。Fractal Designらしい外観デザインから、人気モデルになりそうな予感。
文: GDM編集部 Tawashi / 松枝 清顕
Fractal Design: http://www.fractal-design.jp/