2015.11.03 00:00 更新
2015.11.03 取材
左利きユーザーは要チェック、入力デバイスとしては久しぶりに左手専用設計のモデルが発売された。パソコンハウス東映の通販でただいま販売中、エレコムのエルゴトラックボール「M-XT4DRBK」が今日のコレオシだ。右利きだけど左手モデルを待望していたという塩原さんいわく、早くも売れ行き好調らしい。
ご存知の通り入力デバイスは右手操作前提のモデルがほとんどなので、左利きの方には厄介な話だと思います。左右両利き対応を謳うモデルもありますが、それって要は左右対称のこと。以前にロジクールが左手用マウスを出していたり、ワコムもだいぶ前にトラックボールを出していましたが・・・純粋に左手で使うことを想定したマウス・トラックボールは、ほぼ“絶滅”状態でした。そこへ先週エレコムから発売されたのが、この「M-XT4DRBK」ですよ。正真正銘、左手で使うエルゴ設計のトラックボールです。
そもそも左手用というだけで貴重な存在、すでにそれなりの数が売れています。中には複数個まとめ買いの注文も入ったりして、左手用が待望されてたんだなぁと実感しますね。それと今回発売されたモデルは初代モデルからいくつか改善点がありまして、ボールの支持球が大径化したルビー球に変更されています。操球感の向上は触ってすぐに分かるレベルなので、初代ユーザーの方も買い直す価値はあると思いますよ。
ちなみに私は右利きの人間ですが、こと親指操作のトラックボールの場合、なぜか左手の方が落ち着くんですよね・・・。
エレコムの「EX-G」トラックボールの2世代モデルでは、一部仕様が変更。新型レンズでポインタの追従性が改善、大径ルビーの支持球で操球間も向上した |
そして大事なことですが、この左手モデルは通販限定販売になります。店頭では売っていませんのでご注意ください。ただしメーカーさんからはサンプルをいただく予定なので、触ってみたいという方はスタッフに声をかけてください。たぶん一度触ったら、すぐに買ってしまいたくなるでしょう(笑)。
同じく通販限定の右手用モデル「M-XT3DRBK」も販売中。店頭向けの「M-XT2DRBK」とは、何が違うのだろうか? |
それでは今日のコレオシはここまで・・・と思いきや、同じく通販限定の右手用モデル「M-XT3DRBK」もご紹介しておきましょう。通常モデルはクリックボタンの隣にポインタ速度を落とす「減速スイッチ」が搭載されているんですが、この通販向けモデルでは割り当て可能な「機能ボタン」になってるんです(左手用も同じです)。個人的には、こっちの方が便利な気がしているので、志同じくする方はぜひ東映通販にご注文を。
文: GDM編集部 絵踏 一
パソコンハウス東映: https://www.gdm.or.jp/shop/phouse-toei/