2015.11.03 00:00 更新
2015.11.03 取材
いまアキバでどんなスマートフォンが話題になっている?国内外の最新端末がいち早く入荷するイオシス アキバ中央通店より、旬な端末を紹介する「スマホ羅針盤」。ここしばらくで同店に入荷した、TOP 3のアツい端末を担当バイヤーの林さんにチョイスしてもらおう。今回は名門メーカーの最新フラッグシップに加えて、コスパ最強な中華スマホたちが入荷したぞ。
10月後半は、新入荷の端末がほぼ月末に駆け込みで入ってきました。まず最初にご紹介する第3位の注目スマホは、Motorolaの「Moto G(3rd Gen)」です。最近のMotorolaは「Moto X」以降、良い端末を立て続けにリリースしているので要チェックですね。日本でも人気のあるメーカーだと思います。
そしてこのスマホですが、ローエンド気味なスペックの低価格モデル、一言でいえば“一番お買い得なMotorolaスマホ”と言ったところでしょうか。「Moto G」シリーズでは3代目、5インチのHDディスプレイにクアッドコア、1GBメモリといった構成のAndroid 5.1搭載スマホです。
実は以前中古でこっそり入荷したことがあったんですが、新品は今回が初めて。前の世代からスペックもイマドキなレベルにアップグレードされましたし、低価格ながらIPX7の防水にも対応しています。そして何よりデザインが上位モデルと同じでカッコいい!Motorola好きなユーザーにはピッタリなSIMフリースマホじゃないでしょうか。コスパはなかなかいいと思います。
続いて注目スマホ2位の端末は、同じくMotorolaの「Moto X Style」。ただしこちらは、フラッグシップモデル「Moto X」シリーズの最新作です。最新世代は、9月に入荷した「Moto X Play」とのツートップ。「Moto X Play」は丸2日動くという驚きのバッテリーライフがウリでしたが、こっちの「Moto X Style」はよりハイスペックなところが魅力です。
ディスプレイは2,560×1,440ドットと高解像度で、オクタコアのSnapdragon 808に3GBメモリと、他メーカーのフラッグシップと比べても遜色なし。4K動画が撮れる高性能カメラも積んでますし、ものすごく高速な急速充電にも対応していたり、総じて完成度の高いスマホだと思います。そして国内向けに嬉しいのが、ちゃんと技適に対応しているところ。入荷当初から問い合わせも複数ありましたし、技適の安心感もあって売れ行きは好調ですよ。
ちなみに前の世代は入荷しなかったんですが、それというのも対応周波数帯があまり国内向けじゃないせいでした。ただ今回仕入れたモデルについては、LTE対応はもちろんFOMAプラスエリアもサポートしている安心仕様。日本全国どこでも安心して使えますね。
そして今回の注目スマホ第1位ですが、中国のMEIZU(魅族科技)というメーカーの「Meizu m2 note」をチョイスしました。お値段は税込29,800円と格安、さらにお値段以上なスペックを搭載するという、コストパフォーマンス最強クラスのスマホなんです。
実は先代の「Meizu M1 Note」の時に、iPhone 5c激似なデザインが話題になりました。このモデルはそのデザインはそのまま(笑)、スペックが強化された感じですね。ディスプレイはなんとシャープのIGZO液晶を採用していて、解像度はフルHD。さらにミドル向けにオクタコアにメモリ2GBと、2万円台とは思えないスペックなんですよ。カメラ性能もなかなか優秀で、隙がない端末だと思います。初期設定で日本語に対応しないので、その点はネックでしょうか。やや玄人向けになりますね。
日本ではあまり馴染みのないメーカーではありますが、中国ではこれ以上のハイエンドモデルはじめ、色んな端末を出しています。でも他と似たようなハイエンドを入れても面白くないので、コスパ良好なミドル端末にしたんですよ。他にもものすごくコスパの良い中華スマホはたくさんありますので、これからはこうした端末もチラホラ入荷するかもしれませんね。
文: GDM編集部 絵踏 一
イオシス アキバ中央通店: https://www.gdm.or.jp/shop/iosys-chuou/