2015.11.03 18:58 更新
2015.11.03 取材
古き良き秋葉原を象徴する電子部品パーツの老舗が、またひとつ姿を消す。神田明神下交差点近くに店舗を構える「鈴商」(本社:東京都台東区)が、11月29日(日)の営業を最後に閉店する事が分かった。
コンテナや小さく仕切られた陳列棚に、「分かる人には分かる」電子部品がぎっちり詰まったお馴染みの光景。古き良き秋葉原の面影を残す電子部品パーツ店、その老舗のひとつである「鈴商」が11月29日(日)の営業を最後に閉店する事が分かった。
再開発が進む、外神田1丁目に店舗を構える「鈴商」。場所は「オリオスペック」から国道17号線を挟んで向かいに位置する |
神田明神下交差点近くに店舗を構える「鈴商」は、昭和60年(1985年)の創立。電子部品パーツ専門店が醸し出す独特の風情は、古くから秋葉原を知る人にとって、”よりどころ”的な存在として親しまれてきた。ちなみに店舗を構える外神田1丁目エリアは、現在大規模な再開発が進められている。
なお12月より通信販売のみの営業になるという。
文: GDM編集部 Tawashi / 松枝 清顕
有限会社鈴商: http://www.suzushoweb.com/