2015.11.04 00:00 更新
2015.11.04 取材
先週末に発売された、強化ガラスパネル採用のアルミニウム製ミドルタワーPCケース、In Win 「805」シリーズの評判がいい。展示用のサンプルを見たツクモパソコン本店スタッフの砂押さんも一目ぼれ。早くもコレオシ確定で、自身も購入を検討中だ。
サンプルを見たあと、今までのIn Winなら価格は2万円後半あたりだろうと思っていました。それが蓋を開けてみたら税抜17,800円。まさか2万円でお釣りがくるとは、メーカー、代理店ともに思い切った値付けをしたものです。それだけに売れると踏んだショップも少なくないでしょう。自分も正直、かなりアリなケースだと思っています。
フルアルミ製のシャシーをベースに、フロントパネルと両サイドパネル全面に強化ガラスを採用する |
さすがに3面ガラス張りとくれば、内部に光りモノパーツを仕込みたいですね。多少派手なLEDで光らせても、ガラスがスモークタイプなので、うるさい感じにはならないはず。また、電源ユニットの冷却ファンは上向きで搭載する構造なので、最近少ないですがLEDファンを採用したモデルを選んでも面白いでしょう。
内部はシンプル。ドライブベイは2.5 / 3.5インチ共用シャドウベイ×2、2.5インチ専用シャドウベイ×2。グラフィックスカードは全長320mm(高さ164mm)までサポートされる |
やや気になるのは、標準搭載のファンがリア120mm×1だけということ。フロント120 / 140mm×2とボトム120mm×2がオプション扱いで増設可能ですが、トップにファンは装着できません。構造的には窒息系となるため、オールインワン水冷ユニットなどを使う際には、内部のエアフローに配慮が必要でしょう。フロントはLEDファンを搭載するとカッコよく光るので、ファンの追加搭載は予め想定しておいたほうがよさそうです。
吸気はボトムのフロント寄りに設けられており、エアフローレイアウトは限られる |
文: GDM編集部 Tawashi
ツクモパソコン本店: https://www.gdm.or.jp/shop/tsukumo/
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