技適クリアで国内利用もOK。フラッグシップシリーズの頂点に立つ4K対応スマホ

世界初の4kスマホとして話題になっている、ソニーモバイル「Xperia Z5 Premium」の海外版が早くも店頭初登場。今月にドコモから国内向け発売も開始されるが、今回入荷したのはSIMフリー仕様のモデルだ

スマートフォン初のネイティブ4K表示に対応する、ソニーモバイルの最上位スマートフォン「Xperia Z5 Premium」の販売が早くもスタート。今月下旬にはNTTドコモより国内向けモデルの発売が予告されているが、今回いち早く入荷したのはSIMフリー仕様の海外モデルだ。

最大の特長は、もちろんスマートフォン初となる5.5インチの4Kディスプレイ「4K TRILUMINOS Display for mobile」（3,840×2,160ドット / 806ppi）。撮影した4K解像度の動画をそのままの品質で再生できるほか、フルHD動画を4K相当にアップスケーリングする機能も備えている。ただし4K表示に対応するのはビデオやアルバム、動画コンテンツなど一部アプリ・機能のみで、ホーム画面などは従来通りフルHD解像度で表示される。

4K液晶のほか、オクタコアCPUや3GBメモリ、驚速AF対応の高性能カメラを搭載。技適の電磁表示にも対応しており、国内でも問題なく使用できる

プロセッサはオクタコアのQualcomm Snapdragon 810（2.0GHz+1.5GHz）、メモリ3GB、ストレージ32GB（外部ストレージは最大200GBのmicroSDXC）を実装、OSはAndroid 5.1。F値2.0の明るいレンズと2,300万画素の「Exmor RS for mobile」センサーを採用、史上最速0.03秒AF対応の高性能カメラを搭載している。

ボディは光沢のあるガラス仕立ての新デザインが採用され、高級感がさらに向上。IP65/68に準拠する防水・防塵に対応し、側面にはロック解除などに使用できる指紋認証センサー内蔵の電源ボタンを備えている。

新デザインを採用するボディの側面には、指紋認証対応の電源ボタンなどを装備。なお入荷したのはChromeカラーのみで、他のカラバリも今後入荷する見込みだ

そのほか、ネットワークはBluetooth 4.1と11ac無線LANをサポート。通信規格は、FDD-LTEバンド 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 17 / 20 / 28、TD-LTEバンド 38 / 40などに対応している。なお、入荷した海外版シングルSIMモデルは技適の電磁表示が可能で、国内でも問題なく利用できる。

文： GDM編集部 絵踏 一
製品情報（プレスリリース）： https://www.gdm.or.jp/pressrelease/2015/0903/130290
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