2015.11.19 00:00 更新
2015.11.19 取材
高速タイプのUSBメモリを自作するにはぴったりのアイテム「M.2 2242 SSD TO USB3.0」を、パソコンハウス東映スタッフのMさんがコレオシ。価格が下がりつつある、M.2対応のSATA3.0(6Gbps)SSDと組み合わせるのがポイントだという。
おかげさまで、USBメモリの購入で非常に多くのお客様にご来店頂きますが、中でもよくある問い合わせが「速いモデルはどれ?」です。そこで、高速なUSBメモリをお探しの方にちょっと変わった方法をご紹介します。
ノーブランド扱いで販売中の「M.2 2242 SSD TO USB3.0」。USBポートのキャップは着脱式を採用する |
用意するのは当店で販売中の、M.2 2242フォームファクタのSSDをUSB3.0接続に変換する外付けケース「M.2 2242 SSD TO USB3.0」。これにM.2に対応するSATA3.0(6Gbps)インターフェイスのTranscend「MTS400」シリーズを搭載します。取り付けは実に簡単で、内部の基板を取り出し、SSDをスロットに装着。1箇所ネジ留めするだけで完成します。
取り付けできるのは基板長42mmのM.2 2242フォームファクタ対応品 | |
Transcend「MTS400」シリーズの価格表。今回は8,050円の128GBモデルを使用。256GBモデルは13,980円で販売中 |
早速「CrystalDiskMark 5.0.2」を使ってベンチマークを測ってみましょう。最大転送速度はシーケンシャル読込238MB/sec、書込164.7MB/secでした。正直なところ、今回搭載した「MTS400」シリーズの128GBモデル「TS128GMSTS400」は、公称最大転送速度が読込560MB/sec、書込320MB/secだけに、もう少しスピードが出るかと思いましたが、こんなところでしょう。
個人的にはランダムリード・ライトが20MB/secオーバー出ましたので満足です。自分オリジナルの高速USBメモリを自作したいという方は、一度試してみてください。
「CrystalDiskMark 5.0.2」のベンチマーク結果。某S社のハイエンドUSBメモリと並ぶ高性能。注目はランダムリード・ライトが速い点だ |
文: GDM編集部 Tawashi
パソコンハウス東映: https://www.gdm.or.jp/shop/phouse-toei/