2015.11.19 12:13 更新
2015.11.19 取材
Pacific Image Electronics製の8mmフィルムをフルHDで取り込めるスキャナー「ScanSuper8」の販売がパソコンハウス東映でスタートした。物置の奥に眠る大切な思い出を自宅で手軽にデジタル化できる。
すでに映写機がないので再生できない。大切なフィルムの経年劣化が心配。そんな悩みを解決してくれるのが「ScanSuper8」だ。
コレがあれば自宅で8mmフィルムを「2イメージ / 5秒」でスキャンし、フルHD(1,920×1,080)もしくはHD(1,280×720)で取り込む事ができる。なおフォーマットはAVI形式。
「ScanSuper8」。今や骨董品級の8mmをデジタル化する事ができる | |
センサーはCMOS。8mmフィルムの取り扱いに注意しながらセットしよう | PCとの接続インターフェイスはUSB2.0。電源はACアダプターを利用する |
映写機を彷彿とさせるなんともレトロな外観が特長の本体は、PCとUSB2.0で接続。付属のスキャニングソフトCD「CyberView X8」 (Win / Mac)を利用する事で8mmフィルムをスキャン可能だ。
対応OSはWindows 7 / 8/ 10(32bit / 64bit)、MacOS X 10.5~10.10。ソフト以外の付属品として、USBケーブルや電源アダプター(2Pin / TypeA)、ユーザーマニュアル冊子(英語版 / 日本語版は準備中)。現在デモ機設置中のパソコンハウス東映では、19日(木)から受注がスタート。納期は「数日」とされている。
QRコードからスキャンサンプルをYouTubeで視聴可能。税込216,000円と比較的高価だが、8mmフィルムをDVDにダビングしてくれるサービスも決して安くはなく、複数の8mmフィルム所有者であれば、決して高くはないだろう |
文: GDM編集部 Tawashi
パソコンハウス東映: https://www.gdm.or.jp/shop/phouse-toei/
株式会社オーグ: http://www.aug-inc.com/