2015.11.20 19:49 更新
2015.11.20 取材
株式会社ドスパラ(本社:東京都千代田区)、株式会社サードウェーブデジノス(本社:東京都千代田区)および株式会社デジカ(本社:東京都武蔵野市)は2015年11月20日15時より、「Steam」と連動したPCゲームショッピングサイト「Dospara×GAMELINER」をオープン。これに先駆けGALLERIA Loungeにて、プレス向け発表会を開催した。
ドスパラおよびデジカでは、SteamによるPCゲーム普及のため今年3月からゲーミングPC「GALLERIA」シリーズにSteamクライアントのプリインストールを開始している。そして今回スタートした「Dospara×GAMELINER」は、この取り組みをさらに推し進め、Steamを使う上での障害をできる限り取り除き、PCゲーム初心者でも簡単にゲームをプレイできる環境を構築する事が目的だ。
“PCゲームをより簡単に”をコンセプトに開発された「GALLERIA」シリーズ。「Dospara×GAMELINER」のサービス開始により、さらに多くのゲームが手軽にプレイできるようになる |
Steamでは、現在6,500タイトルを超えるゲームが配信されているが、日本語による情報はわずか。また決済上の不安もあり、初心者が利用するには少々ハードルの高さがネックになっていた。そこで「Dospara×GAMELINER」では、完全に日本語化されたショッピングサイトを提供し、安心してゲームが購入できる環境の構築を目指すというもの。
6,500タイトルを超えるゲームが配信されているSteam。検索性や言語の問題もあり、目的のゲームを探し出すことはなかなか難しい。「Dospara×GAMELINER」では、英語版のゲーム情報も含め、Webサイトを完全に日本語化する |
オープン当初に提供されるのは、50タイトル前後で今後順次追加予定。加えて、遊び方の紹介やユーザーレビュー、ゲームタイトルのコミュニティを展開することで情報の密度を高め、個々のゲームをより楽しめるようにするという。
商品説明も含め完全に日本語化。決済はDegica決済サービス経由で、クレジットカードの他、コンビニ決済にも対応する | |
初期ローンチされるのは50タイトル前後。価格は基本的にSteamと同じになるという | 今後はシステム要件に「GALLERIA」シリーズのモデル名などが表示される予定 |
また2016年を目処に「GALLERIA」シリーズとの連携を強化。PC製品ページから快適にプレイできるゲームへのリンクが追加される他、ゲームページには推奨モデルへリンクで誘導。さらに将来的には、ドスパラポイントの共有やドスパラレビューとの機能連携なども予定されている。
今後はビッグタイトルだけでなく、国内デベロッパーを中心としたインディ枠のゲームも積極的に紹介していきたいとのこと |
「GALLERIA」シリーズとの連携など、未実装の機能も多いことから現状でその効果は未知数ながら、PCゲームの裾野を広げる新たな取り組みとして、今後の展開に期待したい。
文: GDM編集部 池西 樹
株式会社ドスパラ: http://www.dospara.co.jp/
株式会社デジカ: http://www.degica.jp/