2015.11.21 00:00 更新
2015.11.21 取材
Microsoftが海外で発売した、Windows 10 Pro搭載の純正ノートPC「Surface Book」がアキバ店頭に登場、Jan-gle秋葉原本店が販売を行っている。最新のハイスペック構成でかためた高性能モデルで、価格は税抜418,000円とかなり高額だ。
Microsoftが初めて手がけた、「Surface」ブランドの2-in-1ノート「Surface Book」が店頭に登場。同社が究極のノートPCと称する自信作で、価格は驚きの実売45万円だ |
「Surface Book」は、Microsoftが先月にデビューさせた、同社初となる「Surface」シリーズのノートPC。脱着可能なフルサイズキーボードを備えた2-in-1スタイルのデバイスで、タブレット時にはCore i7搭載の最薄・最軽量マシンとして利用できる。Microsoftが“Ultimate laptop”と称する、MacBook対抗の自信作だ。
脱着すればタブレットになる本体と基部のキーボードは、独創的な多関節ヒンジ「Muscle Wire」で合体。キーボード上のボタンを押すと分離する仕掛けで、キーボード側にはNVIDIA GeForce GPUや各種インターフェイスを搭載している。
2-in-1スタイルを支えるのは、独創的なデザインと機構を採用する多関節ヒンジの「Muscle Wire」だ | |
ディスプレイ(本体)とキーボード部分を合わせた重さは約1.5kgほど。「Muscle Wire」は角度の無断階調整に対応するほか、キーボード上のボタンを押すことで分離させることができる |
ボディは軽量かつ高耐久なマグネシウム合金製で、ディスプレイは解像度3,000×2,000ドット(267ppi)の13.5インチPixelSense Screenを採用、1,024段階筆圧感知の「Surface Pen」によるペン入力にも対応する。
なお、入荷したのはSkylake世代のCore i7-6600U(2コア / 4スレッド / 最大3.4GHz)を搭載する上位構成のモデルで、メモリ16GB、ストレージは512GB SSDを実装。ネットワークはBluetooth 4.0、IEEE 802.11acの無線LAN(2×2 MIMO)をサポートする。
キーボードは、確かな打鍵感をもつアイソレーションデザインのパンタグラフ式機構を採用、タッチパッドも備える。ディスプレイは付属の「Surface Pen」による1,024段階の筆圧感知に対応、タッチだけでなく手書きもできる | |
マグネシウム合金のボディに輝くMicrosoftロゴ。液晶の前後にカメラを搭載するほか、分離するキーボード側には、フルサイズのUSBポートやカードリーダーを備えている |
ちなみに店頭に入荷したのは1点のみ。高額なモデルということもあり、ショップによれば「売り切れた場合、次回入荷以降は受発注になる」とのこと。日本国内における販売は未定のため、購入希望者は熟考しつつ決断を急ごう。
現状における国内発売は未定。ちなみに同梱されるマグネット固定のACアダプタはPSEマーク付きのモデルのため、国内でも問題く使用できる |
文: GDM編集部 絵踏 一
製品情報(プレスリリース): https://www.gdm.or.jp/pressrelease/2015/1007/135175
Jan-gle秋葉原本店: https://www.gdm.or.jp/shop/jan-gle/