2015.11.26 12:10 更新
2015.11.26 取材
Mini-ITX対応ながら、高い拡張性を特長とするCOUGARブランドのコンパクトケース「QBX KAZE」(型番:QBX-KAZE)の展示用サンプルが入荷した。明日27日(金)の店頭販売開始を前に、ひと足早くチェックしておこう。
「QBX KAZE」は、独自レイアウトを採用することで、ATX電源ユニットと奥行き350mmまでのロンググラフィックスカードに対応するなど高い拡張性が特徴。「フルスペックゲーミングマシンが組める」と謳うMini-ITXフォームファクタ対応のコンパクトPCケースだ。
ちなみにこのモデルを採用するBTOにTSUKUMOの「G-GEAR mini」シリーズがあるが、ファンの搭載可能数など、一部に異なる点があるという | |
拡張スロットは2段。スロットイン光学ドライブはフロントトップから上に飛び出す仕組み | |
底面の吸気口には取り外して洗浄可能な防塵フィルターを標準装備 |
効率的なエアフローと高い冷却性能を実現のため、筐体のほぼ全面をメッシュ仕様とした本体の外形寸法は、W180×D368×H299mm、重量約4kg。
冷却システムはフロント80mm×1(オプション)、リア90mm×1(標準)、トップ120mm×2(オプション)、ボトム120mm×2(オプション)、サイド120mm×1(オプション)の計7台まで搭載でき、サイドには120 / 240mmの水冷ラジエターも実装可能だ。
側面には、跳ね上げ式の水冷ラジエター・ストレージ用のバインダーを装備 | |
2基の2.5インチシャドウベイと1基の3.5インチシャドウベイ、または最大240mmのラジエターマウンタとして機能する | |
ドライブベイレイアウトは、スロットイン光学ドライブ×1(2.5インチ兼用)、3.5インチシャドウベイ×1、2.5インチシャドウベイ×3 |
そのほか、詳細スペックについては、13日付けリリースを参照してほしい。販売ショップはパソコンショップアーク、オリオスペック、ツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.など。
電源ユニットは奥行き140mmのATXタイプが搭載可能。ただしコネクタの向きにより搭載不可のモデルがある。意外に該当する電源は少ないが、FSP「RAIDER」シリーズは対応している |
文: GDM編集部 Tawashi
株式会社マイルストーン: http://www.milestone-net.co.jp/
パソコンショップアーク: https://www.gdm.or.jp/shop/ark/
TSUKUMO eX.: https://www.gdm.or.jp/shop/tsukumoex/