2015.11.27 17:52 更新
2015.11.27 取材
ASUSTeK Computer Inc.(本社:台湾)の高耐久モデル「TUF」シリーズから、Intel Z170チップを採用するLGA1151マザーボード「Sabertooth Z170 Mark 1」が登場。アキバ各店舗にて発売が開始された。
ASUSブランドの人気モデル「TUF」シリーズから、初のSkylake対応モデル「Sabertooth Z170 Mark 1」の発売が開始された。24時間365日フル稼働を保証する高耐久モデルで、基板表面にはエアフロー向上効果もある保護シールド「Thermal Armor」を標準装備。さらに基板裏面にもPCBの反りを防止するバックプレートを搭載する。
メタルロゴ部分とI/Oカバー内には冷却ファンを搭載でき、基板を直接冷却することができる |
また電源回路には一般的なチョークに比べ13.6%低温化させた「TUF Alloy Chokes」、-70~125℃のワイドレンジに対応する固体コンデンサ「TUF 10K Ti-Cap」、軍用規格に準拠する高効率MOSFET「TUF MOSFET」からなる「TUF COMPONENT」を採用。オーバークロック用のカスタムチップ「DIGI+VRM」と「ASUS PRO Clock」も実装され、定格だけでなくオーバークロック運用にも向く。
CPUソケットとメモリスロット周りを除くほぼすべてを「Thermal Armor」でガード |
その他、マルチセンサーに対応するファンコントロール機能「Thermal Radar 2」、温度・ファン制御カスタムチップ「TUF ICe」、ポートやスロットへのホコリの侵入を防ぐ「Dust Defender」、バックパネルインターフェイスを静電気から保護する「ESD Guard 2」などの機能を備える。
主なスペックは、チップセットがIntel Z170、メモリスロットがDDR4-2400MHz×4(最大64GB)、ストレージはSATA Express×2、SATA3.0(6Gbps)×6、M.2×1(変換基板)で、拡張スロットはPCI-Express3.0(x16)×3、PCI-Express3.0(x1)×3。USB3.1は、Type-A×1、Type-C×1の2ポートが用意され、ネットワークはIntel製ギガビットLANを搭載する。
M.2をPCI-Express(x4)に変換する拡張カードが付属する |
なお取材時点で販売を確認したのは、パソコンショップアーク、ツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.、ツクモDOS/Vパソコン館、ドスパラ パーツ館、BUY MORE秋葉原本店。
文: GDM編集部 Tawashi / 池西 樹
ASUSTeK Computer Inc.: http://www.asus.com/