2015.12.04 00:00 更新
2015.12.04 取材
なんでもアリの雑貨屋さんとはいえ、やたら「VAPE」(電子タバコ)の品揃えが充実している三月兎1号店。今日のコレオシは、ずいぶん久しぶりな気がする原田さんから、意外とお手軽に始められる「VAPEの世界」を紹介してもらいましょう。
2号店が閉店して以来だいぶご無沙汰な気がしますが、こっちでちゃんと生きてました(笑)。今回は久しぶりのコレオシということで、ちょっと変わり種をご紹介しましょうか。扱い始めてもう2年くらい、今やすっかりウチの看板商品になった「VAPE」が今日の主役です。いわゆる“電子タバコ”のことですが、普通のタバコとは違います。リキッドを熱してフレーバーや煙を楽しむ、ちょいとスタイリッシュで面白げな嗜好品なんですよ。
ちょうど私が持っているのが吸入器。簡単に説明すると、リキッドを入れる「アトマイザー」とバッテリーで構成されています。リキッドっていうのは、グリセリンと香料なんかで出来ている“VAPEの素”のようなもの。スイッチを入れるとリキッドが加熱されて蒸気になるので、それを吸うワケですね。そもそも日本ではニコチン入りのリキッドは販売されていないですから、純粋に香りや煙(蒸気)を楽しむ嗜好品だと思ってもらっていいでしょう。そして蒸気をはき出すと、甘い香りと煙が「ぶわぁ~っ」と立ち込める(笑)。これが結構面白いんですよ。
でもお高いんでしょう?なんてことはないです。「アトマイザー」とバッテリーが一体になった「スターターキット」でしたら税抜1,290円から、リキッドもだいたい1,000~4,000円くらいで売っています。「アトマイザー」は性能によって“爆煙”仕様だったり濃い味が楽しめたりと様々ですが、まぁ中級者以上が好みで選ぶもんです。中には「MOD」と呼ばれるゴツいスイッチボックスもあったりして、これはデザインも色々。カッコよくてメカメカしいものだと、1万円以上の物もあったりしますね。「VAPE」はパーツごとの販売もされているので、結構奥が深いんですよ。
バッテリー一体の「スターターキット」には不要ながら、「MOD」で使用するリチウムイオン充電池も多数販売。熱に強く自己放電しにくいという、「VAPE」に適したリチウムマンガン充電池も扱っている | |
ラインナップ多数のリキッドは店頭で試飲してみよう。トロゲームのFM音源をBGMに「VAPE」の世界に浸ることができます |
ちなみに先ほどのリキッドですが、ピーチやパイナップルにバニラやメンソール系と、選り取りみどりです。中には“牛乳”とか“強烈なバター味”とかの変わり種もありますが(笑)、基本は甘い系のフレーバーがほとんど。取り扱いのブランドも「KAMIKAZE」とか「BI-SO」、「VAPE FUEL」といった日本メーカー品が中心で、これは品質もしっかりしています。中には萌えキャラデザインの「MOEN JUICE」なんていう、アキバっぽい物もありますね。こうしたリキッドは(全部ではないですが)試飲もできますので、興味がある方はぜひ店員まで。世界中を探しても、真横でFM音源を聴きながら「VAPE」を試せるなんて、ウチだけでしょう(笑)。
文: GDM編集部 絵踏 一
三月兎1号店: https://www.gdm.or.jp/shop/usagi-1/