2015.12.04 11:17 更新
2015.12.04 取材
Windows 10 Mobileを搭載する、Microsoft純正のフラッグシップスマートフォン「Lumia 950 XL」(RM-1085)が店頭に入荷した。2K解像度の高精細ディスプレイや水冷仕様のオクタコアCPUなどを実装するハイエンド機種で、イオシス アキバ中央通店とJan-gle各店にて販売が始まっている。
Microsoftから、Windows 10 Mobile搭載スマホのフラッグシップ機種が登場。搭載スペックや周辺機能を含め、かなりのハイエンド仕様でかためた高性能端末だ |
国内でもWindows 10 Mobile搭載スマートフォンの発売が相次いで始まっているが、「Lumia 950 XL」はその最高峰モデルといえるMicrosoft純正のスマートフォンだ。2,560×1,440ドット、564ppiの高精細な5.7インチディスプレイを採用するファブレット級の端末で、プロセッサはオクタコアのSnapdragon 810(1.8GHz)を実装。SoCの高発熱に対応するため、ヒートパイプ内部に作動液を充填した水冷仕様の冷却機構が採用されている。
また、Microsoft純正の独自機能として「Windows Continuum」に対応。別売りのドックを介してディスプレイと接続すると、PC用のインターフェイスに自動変換。キーボードやマウスを組み合わせ、PCライクに使用することができる。
カラーはブラックとホワイトの2色。水冷を採用した8コアCPUや高精細な2K解像度のディスプレイを搭載。ドックに接続してPCライクに使用できる、「Lumia 950」シリーズだけの独自機能にも対応している | |
搭載カメラも最高峰の高性能モデル。カールツァイス製の明るいレンズや「正確で自然な色味を表現できる」と謳う、トリプルLEDフラッシュも備えている。充電コネクタは、最新のUSB Type-Cだ |
その他の仕様として、メモリ3GB、ストレージ32GB(外部ストレージは最大128GBのmicroSDXC)を実装。F値1.9レンズやトリプルLEDフラッシュを備えた2,000万画素の高性能「PureView」カメラは、4K動画撮影に対応する。また、500万画素のフロントカメラはWindows 10の新機能である虹彩認証「Windows Hello」に対応、画面を見るだけでロックを解除することができる。
ネットワークはBluetooth 4.1、NFC、802.11ac対応の無線LANをサポート。通信規格は、LTE バンド1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 17 / 20 / 28 / 38 / 40などに対応している。
そのほか、充電コネクタにはリバーシブル仕様で高速充電が可能なUSB Type-Cを採用。バッテリーは3,340mAhの大容量を内蔵し、Qi準拠のワイヤレス充電もサポートする。
インターフェイスは、最大128GBのmicroSDXC、イヤホンジャックなど。SIMカードはnanoSIM形状に対応する |
入荷したのはブラックとホワイトの2色。店頭価格は、イオシス アキバ中央通店が税込96,800円、Jan-gle秋葉原本店などJan-gle各店では税抜109,800円で販売中だ。
文: GDM編集部 絵踏 一
製品情報(プレスリリース): https://www.gdm.or.jp/pressrelease/2015/1007/135210
イオシス アキバ中央通店: https://www.gdm.or.jp/shop/iosys-chuou/
Jan-gle秋葉原本店: https://www.gdm.or.jp/shop/jan-gle/