検証次第で店頭販売もアリ？iPhoneをメチャ多機能にしてくれる怪ツール

Jan-gleの仕入れ担当が深センから持ち帰ってきた、入荷検討中の謎ケース「Auper iphone SHEATH」。どうやらiPhone 6をデュアルSIM化、その他いろいろできるアイテムのようだ

何やら一見するとそれだけで電話機のような、一風変わったiPhone 6ケース「Auper iphone SHEATH」が店頭にやってきた。そのまま素直に検索しても何も分からない（ビールサーバーのメーカーがヒットしたりする）、なんとも謎めいたアイテムだ。

現在Jan-gle秋葉原本店が取り扱いを検討中という品で、ケースを裏返してみると機能判明。iPhoneと接地するケース裏に2つのnanoSIMスロットとmicroSDスロットを備え、iPhone 6をデュアルSIM化、さらにmicroSDを追加できる代物であろうことがうかがえる。

同店の仕入れ担当によれば、深センのショップ店員が何気なく使っているところを発見、検証のためサンプルを取り寄せたという事情らしい。検証はまだこれからということで、現状正確な仕様は不明となっている。

ケース裏には、nanoSIMスロット×2とmicroSDスロットを実装。LTEに対応するとのことだが、デュアルスタンバイの可否を含め詳細は不明。microSDも最大何GBまで使用できるかなどの情報はなし。ちなみに両方ともLightningケーブルでiPhoneと繋がる仕様のようだ
電話機っぽい背面は、実際に発信や着信応答に使用できるという。iPod風のコンソールを備え、ミュージック操作も可能？さらにテキスト入力もできそうな気配がする

ちなみにケース背面の“電話機風”デザインは伊達ではなく、実際に背面のボタンを操作して発信・着信応答が可能という。情報を表示すると思われる小型液晶のほか、iPhoneのミュージックにアクセスできそうな、iPod風のインターフェイスも気になる。

なお、iPhoneとはケース下部に収納されたLightningケーブルで接続する仕組み。iPhone側のSIMトレイが蚊帳の外になってしまう構成だが、そちらも同時に使えるのか、あるいは空っぽにしておくのかといった仕様は、くどいようだが詳細不明。同店によれば「バッテリーケースとしても使用できると聞いている」とのことで、今後の検証に期待したい。

やや厚みのあるシェルケースといったデザインで、側面には充電用のmicroUSB端子も装備。なんとバッテリーケースとしても使用できるというが、本当だろうか
今後の検証に期待。ちなみにこの名前やメーカー名と思しきキーワード、URLを入力しても、詳細はよく分からなかった

なお検証次第ではあるものの、入荷が決まった場合は「早ければ年内の販売が可能」（ショップ）とのこと。価格は税抜1万円を超えない程度を想定しているらしく、もし入荷すればガジェットマニアが飛びつきそうな気もする。

文： GDM編集部 絵踏 一
Jan-gle秋葉原本店： https://www.gdm.or.jp/shop/jan-gle/