垂直基板によりハイエンドATX並の機能を備えるゲーミングMini-ITX

登場を心待ちにしていた人も多いであろう、Skylake対応Mini-ITXマザーボー「Maximus VIII Impact」がアキバに登場。明日11日（金）より発売が開始される

垂直基板を採用することで、ハイエンドATXモデルに匹敵する機能を備えるLGA1151対応ゲーミングMini-ITXマザーボード「Maximus VIII Impact」が、ASUS R.O.G.ブランドから登場。明日11日（金）より発売が開始される。

電源回路には、IR「PowlRStage IR3553」や「MicroFine Alloy Choke」「10K metalic capacitor」など高品質コンポーネントで構成されるデジタル10フェーズ回路を搭載。また電圧を制御する「DIGI+ EPU」やベースクロックを制御する「PRO Clock」、これらを包括的にコントロールする「TPU」を実装することで高いオーバークロック耐性を実現している。

「Impact」シリーズでおなじみの垂直基板を採用することで、Mini-ITXでは破格とも言える10フェーズ電源回路を搭載

またオーディオ回路には「ES9023P」コーディックをベースにした「SupremeFX Impact III」を搭載。ヘッドホンアンプは600Ωのハイインピーダンスをサポートし、オーディオジャックにはLED機能を内蔵させた。

USB3.1や無線LANアンテナ、さらにOC向けのスイッチやDEBUG LEDなどバックパネルインターフェイスも非常に充実。有線LANはもちろんIntelチップを採用する

その他、MU-MIMO対応のIEEE 802.11ac無線LAN（最大867Mbps）機能や、USB3.1 Gen.2（10Gbps）ポート×2（Type-A / Type-C）、最大転送32GbpsのU.2コネクタなど最新インターフェイスを装備する。なお製品の詳細についてはこちらのリリースに詳しいので合わせて参照いただきたい。

ASUSからは既に「PRO GAMING」シリーズに属する「Z170I Pro Gaming」が発売されているが、やはりR.O.G.シリーズの本モデルを待っていたという人は多いだろう

取材時点で在庫を確認したのは、パソコンショップアーク、ツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.、ツクモDOS/Vパソコン館、ドスパラ パーツ館で、販売価格はいずれも税込37,584円。

文： GDM編集部 Tawashi / 池西 樹
ASUSTeK Computer Inc.： http://www.asus.com/