2015.12.15 00:01 更新
2015.12.15 取材
いまアキバでどんなスマートフォンが話題になっている?国内外の最新端末がいち早く入荷するイオシス アキバ中央通店より、旬な端末を紹介する「スマホ羅針盤」。今回は12月前半に入荷した、TOP 3のアツい端末を担当バイヤーの林さんにチョイスしてもらおう。異色の大特価スマホにMS純正の最高峰Windows 10 Mobileスマホなどなど、今回も注目の端末が揃っているぞ。
まず最初にご紹介するのは、ちょうど先週から特価販売中の富士通スマホ「F-04F」です。コレの仕入れは私の担当じゃないんですが(笑)、10月に同じお値段で特価を打ったときは150台が“瞬殺”してしまう大人気。でも今回入荷した500台はちょっと多いかな、と思ってたんですよ。ところがフタを開けてみれば、土日だけで140台が売れてしまいました。
人気の理由はもちろん税込7,980円という激安なお値段ですが、この端末は法人向けに作られたちょっと変わったモデルなんです。クアッドコア搭載でLTEに対応していて、ビジネス向けに指紋認証とかストレージの暗号化とか、セキュリティ機能も満載。とても激安価格とは吊り合わない、かなりの高性能スマホだと言えるでしょう。
ただしGoogle Playに非対応だったりGmailが使えなかったり、OSのバージョンが固定されていたり・・・と、セキュリティと引き換えに普通なら使える機能が使えなかったりします。激安だけど使い方を選ぶスマホだと言うことですね。とはいえこれだけの人気なワケですから、余分な機能はいらない、というニーズは結構あるのかもしれません。
そして注目スマホの第2位は、HTCから発売された「HTC One A9」です。おや?と思った方も多いと思いますが、一番の特徴はiPhone 6に激似なデザイン。カメラの位置こそ違いますが、雰囲気はもうほとんど一緒です。発売時は海外でも「HTCがiPhoneを作った」なんて話題になりました(笑)。
でも怪しい見た目だけで片付けるのはもったいない、実は結構優秀な端末なんですよ。最新OSのAndroid 6.0をネイティブで搭載していて、フルHDの5インチ液晶にオクタコア、3GBメモリとスペックはかなりの物です。HTCお馴染みの高性能カメラに加えて指紋認証センサーも積んでいたりして、ミドル端末の中でもトップクラス。コスパ的にもネタ的にも(笑)、オススメですよ。
そして第1位はこちら、Microsoftの最新スマホ「Lumia 950 XL」です!日本でもいくつかWindows 10 Mobile搭載スマホが発売されましたが、どれもローエンドからミドル帯の端末ですよね。その点コレは文句なしのフラッグシップ機、妥協なしな最新Windowsスマホを探しているなら激オシなモデルです。
やっぱり注目はハイエンド構成なスペックで、ディスプレイは564ppiの5.7インチ2K液晶、SoCはオクタコアのSnapdragon 810を搭載しています。スナドラ810は爆熱仕様がよく話題になりますが、この端末は液冷仕様のヒートパイプで冷却してるそうです。何やら中身の機構だけでも、ずいぶん大掛かりな話になってきました。
それにメモリも3GBとハイエンドクラスな構成で、トリプルLEDを備えた2,000万画素の「PureView」カメラは4K動画も撮影できます。さらにディスプレイに繋いでPCライクに使える「Windows Continuum」にも対応。これってスペックが高くないとダメなので、対応機種がすごく少ないんですよ。機能面でも隙なしなWindows 10 Mobileスマホの最高峰モデル、ちょっと自分でも使ってみたい気がします。
文: GDM編集部 絵踏 一
イオシス アキバ中央通店: https://www.gdm.or.jp/shop/iosys-chuou/