2015.12.17 00:00 更新
2015.12.17 取材
本日のコレオシは、TSUKUMO eX.スタッフの石井さんが愛用しているというCRYORIG製の120mm汎用ファン「QF120 Fan」シリーズ。もともとはサイドフロー型CPUクーラー「H7」に採用されるモデルながら、ケース用ファンとして活躍しているとか。
CPUクーラーだけではなく、ケース用のファンも温度と連動して動いてほしいと普段から思っていました。そこで購入したのがCRYORIG製の120mm汎用ファン「QF120 Fan」シリーズです。
Thermalright製CPUクーラー「Macho120 Rev.A」を愛する自分は、手始めに冷却ファンを「H7」搭載モデルと同等の「QF120 Balance」に変更。さらにケース用ファンとして「QF120 Silent」を3個購入しました。
「QF120 Fan」シリーズは、「QF120 Silent」「QF120 Balance」「QF120 Performance」の3モデルがラインナップされる |
ここでポイントになるのが、ASUS製マザーボードのファンコントロール機能「Fan Xpert 3」。UEFI BIOSまたはWindows上でファンの回転数を調整できるという優れモノ。これを使えばPWM仕様のファンでも、しっかりケース用として運用できるというワケですね。
ファンブレードは静圧に最適化。四隅にエアインテーク「Quad Air Inlet」を備えた特殊形状が特長で、通常より多くのエアを取り入れることができる |
PCケースはSilverStoneのMicro ATXケース「SST-PS07B」ですが非常に静か。それもそのはず、普段は「QF120 Silent」の最低回転数である200rpmで動作していますから、むしろHDDの駆動音のほうが気になるくらいです。たまに負荷がかかると回転数も上がりますが、それでも最大1,000rpmなのでうるさいと感じることはありません。
普段は200rpm / 5dBAで動作。これなら静かで当たりまえ。CPUクーラー用とされているが、ケース用ファンとして使うのもアリだ |
また、「QF120 Fan」シリーズのいいところは価格が手頃な点。「冷却ファン4個買ったらPCケースと同じ価格になった」という笑えない話もありますが、「QF120 Fan」シリーズならそんな心配も無用ですよ。
文: GDM編集部 Tawashi
TSUKUMO eX.: https://www.gdm.or.jp/shop/tsukumoex/
CRYORIG: http://www.cryorig.com/