2015.12.22 19:02 更新
2015.12.22 取材
ノートPCに接続して、サーバーやPC、キオスク端末などにアクセスできるKVMコンソールアダプタ、StarTech「NOTECONS02」がアキバに登場、今週末より発売が開始される。業務用ながら、ホームサーバーをスタンドアロンで運用している人にも興味深い製品となりそうだ。
ノートPCをKVMコンソール化できるアダプタStarTech「NOTECONS02」(保護筐体付きモデル)。大型のサーバー用コンソールキットを持ち運ぶことなくメンテナンスを行うことができる |
ノートPCをKVM(キーボード・マウス・ディスプレイ)コンソール化できるアダプタ、StarTech「NOTECONS02」がツクモパソコン本店に入荷、今週末より発売が開始される。
使い方はノートPCにコントロール用のソフトウェアとドライバをインストールし、アダプタを接続。その後操作したいサーバーにディスプレイケーブル(D-Sub)とUSBケーブルを挿しこむだけ。サーバー側にはソフトウェアのインストールが不要なため、BIOSレベルの制御ができ、セキュリティ面での不安がないのも大きなメリットだ。
W74×D115×H15mm、重量363gの小型・軽量サイズで、ケーブルも一体型のためノートPCと一緒に手軽に持ち運ぶことができる |
さらに専用ソフトウェアを使えば、コンソールPCからサーバーへのファイル転送、ビデオキャプチャ、スクリーンショット、画面表示サイズの変更などが可能。電源はバスパワー駆動で、接続ケーブルも一体型のため、遠隔地にあるスタンドアロンサーバーのメンテナンスやトラブルシューティングを効率的に行うことができる。
保護筐体は着脱不可のため、ヘビーユースを想定しているならあらかじめ搭載しているモデルを選択しておこう |
外形寸法は、W74×D115×H15mm、重量363g。対応OSはWindows 10 / 8.1 / 8 / 7 / Vista / XP、Windows Server 2012 / 2008 R2、Mac OS X 10.x、Linux 2.6.x~3.5.x。なおツクモパソコン本店では、保護筐体を備えたバリエーションモデル「NOTECONS02X」の取り寄せも可能だ。
ホームサーバーを運用しているヘビーユーザーにオススメ。ツクモパソコン本店では実機の展示も行われているため、気になるなら足を運んでみるといいだろう |
文: GDM編集部 Tawashi / 池西 樹
StarTech: http://www.startech.com/jp/