中華タブ系のCherry Trail搭載機が拡充、待望の8インチモデルが発売に

Bay Trail世代からGPU性能がアップした、Intelの“Cherry Trail”を搭載した中華タブ第2弾「V820W CH」が発売。8インチモデルとしては初登場となる端末だ

“Cherry Trail”ことIntelの最新モバイル向けプロセッサAtom x5を搭載する、高性能なWindows 10タブレット「V820W CH」が発売された。実売1.5万円で購入できる格安の端末で、Cherry Trailを搭載する中華タブレットとしては2モデル目。先週に発売されていた同じくONDA製の9.7インチモデルに続く、初の8インチモデルが登場した。

プロセッサはクアッドコア動作のAtom x5-Z8300（1.44GHz / 最大1.84GHz）、メモリ2GB、ストレージ32GBを実装。ディスプレイは1,280×800ドットの8インチIPS液晶を採用する。なお店頭では、グラフィック設定を落とした状態ながら、「ドラゴンクエストX ベンチマーク」が“普通”で動作。設定次第では、オンラインゲームを遊ぶこともできなくはない。

解像度や搭載メモリはミドル級で、その分価格も約1.5万円と格安。GPU性能の向上により、8インチの小型端末ながら「ドラクエX」クラスのオンラインゲームを遊ぶこともできる

そのほか、両面200万画素のカメラを装備、ネットワークはBluetooth 4.0と無線LANをサポート。インターフェイスはmicroSDスロット、microUSB、microHDMIなどを実装している。バッテリー容量は4,200mAh。

なお搭載OSは、マルチランゲージに対応する中文版のWindows 10 Home（32bit）。ショップにおける保証の対象外ながら、ユーザー自身が言語パックをダウンロードすることで日本語環境で使用できる。

シンプルなホワイトのボディを採用。インターフェイスはmicroSDスロットやmicroHDMIなど、必要な物はしっかり揃えられている

文： GDM編集部 絵踏 一
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