2016.01.11 00:01 更新
2016.01.11 取材
ひょっとしたら最近はPCよりも付き合う時間が長いかもしれない、スマートフォン(やその他ガジェット)に密着するコーナー「オレスマホ」。今回は、イオシス アキバ中央通店の上野さんが年の瀬にゲットした、ちょっと普通じゃない「iPhone 6(SIMフリー版)」が登場します。なんと“何か”をするためには分解しなければならない(!)という、アバンギャルドな仕様なのです。
ちょうど年末の「コレイチ2015」でお見せしましたね。もう年の瀬も押し迫った先月末に、スマホをこの「iPhone 6」に変えたんです!一応SIMフリー版ではありますが、それにしても何で今さら「6」?って思いますよね。こうして持っていると普通のiPhone・・・でも実は、ずっとジャンク扱いでバックヤードに放置されてた端末なんですよ。ちょっとミョーな仕様なので、それならお客さんに売るよりも自分で買っちゃおうと。在庫処分の感覚で“人柱”になったというワケなんです。
イオシス アキバ中央通店の上野さんが使っているのは、SIMフリー版の「iPhone 6」。こうして見ると普通のiPhoneのようだけど・・・?実はちょっとばかりミョーな仕様の難あり品なのです | |
バックヤードでずっとジャンク扱いで放置されていたところ、このほど上野さんが購入することに。あれ、でも手に取ってみたら、なぜかスキマが空いてるんですけど! |
それで何がおかしいのか。なんとこの状態ではSIMトレイが外れません!普通はピンを差し込めばトレイがニュッと出てくるワケですが、コレの場合は何の反応もナシ。どうも中で“必要な何か”が外れているらしく、そのおかげでトレイが取り出せなくなってるみたいです。トレイが勝手に出てくるよりはいいかもしれませんが(笑)、でもこれじゃ売り物になりません。なぜかアップルの保証も受けられなかったので・・・最近までずっと放置されたままだったんですよ。
どういうわけかSIMトレイがまったく出てこないこの個体。それじゃあと、分解して引き抜くことに?まだ電源を落としてないのに、「そのまま開けちゃっていいですよ!」と男前な上野さんでありました |
でもトレイが外れないんじゃ、使えないじゃない!と思います?でも大丈夫。もうこうなったら、分解してしまえばいいんです(笑)。iPhone 6はボトムの特殊ネジを外して吸盤でグイッとやれば液晶部分が外れてくれるので、そこからSIMトレイをこう・・・ツメでかき出すワケですよ。別に何かパーツを交換しているわけじゃありませんし、あくまで緊急避難的な措置であることは言っておきます。完全にオススメできない解決方法ですけどね(笑)。
こんなワケあり端末ではありますが、今は格安SIMを収めてちゃんと働いてくれています。ただしちょっと気になるのは、ああやってトレイを引っ張り出せたのは、中にスキマがあったからなんですよね。今はSIMが入ってるからスキマはないワケで・・・まぁ、実際にSIMを取り出す時になったら考えることにします(笑)。しばらくはこのiPhoneを使う予定なので、また分解するのは先になりそうですね。
電話は以前から使っているガラケーが担当、横にあるのは代替わりしたiPhone 4(SIMフリー)。元は両面赤のパネルに変えていたが、落として割ってしまったので、裏だけ黒のパンダ仕様に。表は面倒なのでそのままです |
文: GDM編集部 絵踏 一
イオシス アキバ中央通店: https://www.gdm.or.jp/shop/iosys-chuou/