2016.01.12 00:00 更新
2016.01.12 取材
こんなスマホやあんなタブレットをちぎっては投げ。なんと半年足らずで40台以上を使い倒すという、筋金入りのスマホオタクがお気に入りの端末をアレコレ語る「ギークの殿堂」。今回登場するのは、発売から半年経った今も高い人気を誇る、Samsung製ファブレット「Galaxy Note5」だ。所有の端末でも屈指のお気に入り、1ヶ月足らずで売り払ってしまうモデルも多い中で、珍しく発売以来ずっと愛用している。
どうもこんにちは、モバイルならおまかせなイオシス アキバ中央通店スタッフの太田です。マニアの視点からスマホやタブレットをご紹介していくこのコーナー、今回は私の手持ち端末の中でも、トップクラスにお気に入りな「Galaxy Note5」をご紹介しようと思います。何だかんだで歴代Noteシリーズ全機種を使っていますが、このスマホの完成度は段違い。一通りいじったら買い取り価格が下がらない内に売ってしまうのがポリシーなところ、コレは発売以来ずっと使い続けています。
まず2.5KディスプレイにオクタコアCPU、4GBメモリとスペックが超優秀!特にメモリが4GBになったので、RAMがカツカツでモッサリ・・・という残念な現象はもう卒業です。そもそもAndroidスマホは、スペックが高くてもなぜかモッサリしてしまうシーンが結構あったんですよ。その点で完全インハウス設計なiPhoneはすごくヌルサクなワケですが、そうした感覚をNexus端末以外で実現してくれた、これは嬉しいですね。
そしてさすが独自の有機ELディスプレイをずっと続けているだけあって、画面はスゴくキレイ。解像度もトップクラスの2.5K、画面サイズも5.7インチと大きいので、動画やゲームには最高の環境です。
さらにNoteシリーズの代名詞と言えば、3年間培ってきた「Sペン」による手書きメモ機能ですよ。基本的にはNote 4世代からあまり変わっていないんですが、スクリーンオフでもメモが取れる機能(「Screen-Off Memo」)など、若干の新機能もアリ。メモがサッと書けるのはもちろん、絵や図を書いて説明できるのは、日常でもスゴく便利ですよ。
YouTubeを見ながらTwitterをチェックしたりといった、Galaxyならではのマルチタスク機能も健在。指紋認証も完璧なので、個人的にはAndroid 6が不要に感じるくらいです。
そして私が被っているミョーなデバイス、コレは何だという話になります(笑)。その正体は「Gear VR」!SamsungがあのOculusと共同開発を行った、Galaxyスマホ用のVRヘッドセットなんです。正式発売のタイミングで「Note5」にも対応したので、先月の発売時に早速購入。それからアレコレ遊んでみましたが、いや~VRってスゴイですね!上下左右を向けばそのまま世界が広がっていて、映画を見ればその中に入りこんだみたいな感覚が味わえます。ちょっと3D酔いしなくもないですが(笑)、わずか1.4万円でこの世界を体感できるのは、「Note5」のアドバンテージだと思います。
日本でも発売が始まった「Gear VR」は、「Note5」にも対応。フロントにスマホをセット、Oculusストアからインストールしたコンテンツで360°の没入型VR体験が楽しめる。装着中は視点でポイント選択、サイドのタッチパネルで操作する |
デザインもスペックもよし、機能性も文句なし。すべての面でここまで満足したスマホはほぼなかったので、個人的には間違いなく“最高のスマホ”の1つだと思っています。実際発売から半年経った今でも店頭で大人気ですし、意外に女性の購入者も多いですよ。
・・・とまぁほぼ隙がない端末だけに、やっぱり日本未発売な点は残念ですね。今後も国内投入がないとは言い切れませんが、ドコモは「Note4」もスルーしているのでやや期待薄。いまだに「Note3」で我慢している方は、もう海外版「Note5」に手を伸ばしてもいいんじゃないでしょうか。
文: GDM編集部 絵踏 一
イオシス アキバ中央通店: https://www.gdm.or.jp/shop/iosys-chuou/