内蔵グラフィックス出力やオーディオポートなどコンシューマ向け機能が充実

ASRockのサーバー、ワークステーション向けブランドASRock Rackから、LGA1151対応Mini-ITXマザーボード「C236 WSI」が発売

「C236 WSI」は、ワークステーション向けを謳うLGA1151対応Mini-ITXマザーボード。チップセットはIntel C236を採用しており、Skylakeアーキテクチャを採用するXeon E3-1200 v5シリーズの他、Core i7 / i5 / i3 / Pentiumに対応する。

CPUはXeon E3-1200 v5シリーズの他、Coreシリーズに対応。CPUクーラーも既存のものが流用できる

またワークステーション向けでは珍しくCPU内蔵グラフィックス用のディスプレイ出力を標準装備。さらにS/N比115dBAの高音質オーディオコーデックRealtek「ALC 1150」を搭載するなど、コンシューマ向け機能が充実しているのが特徴だ。

主なスペックは、メモリがDDR4-2133MHz×2（ECC / nonECC UDIMM / 最大32GB）、ストレージはSATA3.0（6Gbps）×8、拡張スロットはPCI-Express3.0（x16）×1で、ネットワークはギガビットLAN×2（Intel i210+i219）を搭載する。

M.2（32Gbps）に対応しない点は少々残念ながら、実装インターフェイスはコンシューマ向けモデルに近い印象

バックパネルインターフェイスは、USB3.0×4、USB2.0×2、シリアルポート×1、オーディオ端子×3、光オーディオ端子×1。ディスプレイ出力はDisplayPort×1、HDMI×1、D-Sub×1の3系統を備える。なおディスプレイ出力を利用する場合は、GPU内蔵モデルを選択する必要がある点には注意が必要だ。

オンボードのグラフィックス機能を使用する場合にはXeon E3-1200 v5の上位モデルやCoreシリーズなど、GPUコア内蔵モデルをチョイスする必要がある

文： GDM編集部 Tawashi / 池西 樹
ASRock Incorporation（ARock Rack）： http://www.asrockrack.com/