2016.01.27 00:00 更新
2016.01.27 取材
お正月は例年にも増して非常に多くの買い物客が訪れたというTSUKUMO eX.。本日のコレオシは、年末年始にかけて一番売れたPCケースを紹介してもらう。スタッフの石井さんによると、断トツに人気だったのが、Fractal Design「Define R5」だったそうだ。早速、話を聞いてみよう。
「Define R4」シリーズの後継モデルとして2014年12月に発売されたFractal Design「Define R5」ですが、登場から1年以上が経った今でも人気が衰える気配はありません。友人からPCを組んで欲しいと相談された時には必ず勧めるPCケースです。
圧倒的な一番人気。Fractal Design「Define R5」 |
人気の秘密は汎用性。静音がコンセプトですが、水冷ユニットの搭載にも最適化されています。さらに取り外しができる3分割のトップパネル「ModuVent」を採用することで、高エアフローPCケースにもなります。これで売価は税込12,000円台。購入し易い価格と言えるでしょう。
さまざまなニーズに対応でき、将来的な仕様変更にも柔軟に対応できる |
個人的にはプラス約2,000円のアクリルウィンドウ搭載モデル「Define R5 Window」がオススメ。静音対策が十分に施されたPCケースで、アクリルウィンドウのモデルは意外と貴重。汎用の光りモノパーツを使った、「魅せる静音PCケース」等はいかがでしょうか。
発売当初は約15,000円だった売価も、現在は税込12,000円台でお買い得 | アクリルウィンドウを採用した「Define R5 Window」も人気 |
ちなみに、これまでに10台以上組み込みを行いましたが、改善してほしい所があります。
まずホワイトカラーの2.5 / 3.5インチ共用シャドウベイですが、未使用のシャドウベイがやや振動に弱い点。環境にもよりますが、HDD駆動時の振動でビビリ音を出す事があるので、あらかじめ未使用シャドウベイもネジ留めしておくといいでしょう。
ビビリ音を未然に防ぐことができるため、未使用のシャドウベイは取り外してしまうか、全てネジ留めがオススメとか |
またトップパネルの「ModuVent」ですが、あまり耐久性は高くありません。ツメで固定されているのですが、折れやすいので取り外しの際には注意が必要です。
こちらは2番目に売れているCooler Master 「CM 690 III」(税抜11,980円) | |
3番目に人気のAntec「P100」(税抜8,280円) | 「P100」と並んで人気のThermaltake「Core V31」(税抜7,680円) |
文: GDM編集部 Tawashi
TSUKUMO eX.: https://www.gdm.or.jp/shop/tsukumoex/
Fractal Design: http://www.fractal-design.jp/
株式会社アスク: http://ask-corp.jp/