2016.01.29 17:30 更新
2016.01.29 取材
Skylake世代の最廉価モデル「Celeron 3000」シリーズがアキバ店舗に入荷。即日発売が開始された。製品ラインナップは計3モデル展開で、税込5,000円台半ばから購入できる。
Skylakeの登場から約半年、同アーキテクチャ初のCeleronプロセッサ「Celeron 3000」シリーズがアキバ店舗に入荷、本日29日(金)より発売が開始された。すでにSkylakeの廉価モデルとしては「Pentium G4000」シリーズが販売されているが、こちらの価格は約8,000円から。さらに2,000円以上安価に購入できるCeleronシリーズの登場を心待ちにしていた人は多いことだろう。
税込5,000円台半ばから購入できるコストパフォーマンスが魅力の「Celeron 3000」シリーズ。第1弾として計3モデルが販売開始 |
製品ラインナップはスタンダードモデルが、「Celeron G3900」(2コア / 2スレッド / 定格2.80GHz / キャッシュ2MB / TDP51W)と「Celeron G3920」(2コア / 2スレッド / 定格2.90GHz / キャッシュ2MB / TDP51W)、省電力モデルが「Celeron G3900T」(2コア / 2スレッド / 定格2.60GHz / キャッシュ2MB / TDP35W)の計3種。
「Celeron G3900」と「Celeron G3920」はCPUクーラー同梱のBOXモデル | |
TDP35Wの省電力モデル「Celeron G3900T」はバルク版のみの販売となる |
いずれもグラフィックスコアはIntel HD Graphics 510を内蔵し、ソケットはこれまで通りLGA1151に対応。もちろんチップセットもそのまま流用できる。なお省電力モデルについてはバルク版のため、CPUクーラーとのセット購入が必要になる点には注意が必要だ。
Intel HD Graphics 510を採用する>「Core i5-6402P」も同時発売 |
また内蔵グラフィックスに同じくIntel HD Graphics 510を採用する、“P”版Coreシリーズとして「Core i5-6402P」(4コア / 4スレッド / 定格2.80GHz / TB時3.40GHz / キャッシュ6MB / TDP65W)も発売開始。Core i5-6400とほぼ同等の価格ながら、コアクロックは100MHz引き上げられているため、グラフィックスカードを増設するなら魅力的な製品になりそうだ。なお今回入荷した4モデルはいずれも在庫は少なめ、欲しい人は早めに行動したほうがいいだろう。
文: GDM編集部 Tawashi / 池西 樹
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