2016.02.01 00:00 更新
2016.02.01 取材
サンコーレアモノショップ秋葉原総本店の店長あらため、アキバのあちこちと繋がるアキバブロードキャスターなササキチがお送りする「アキバガジェット」。今回は、蔵前橋通りの一角に居を構える“ものつくり”の工房「瀨木工房」にお邪魔します。窓からクラシックカーを覗き見て、「ここは何だろう?」と思っていた人も多いはず。
どうもこんにちは!昨日がサンコーレアモノショップ出勤最終日だったササキチです。もうお店でお会いすることがないのは残念ですが、正直あまりやることは変わらないかも?(笑) このコーナーでも、引き続きアキバの面白さをガンガンお伝えしていこうと思います。
そして独立して一発目にお邪魔するのは、蔵前橋通りにある「瀨木工房」さん!細長いフロアにクラシックカーはじめ色んなモノが鎮座していて、前を通る度にずっと気になってたんですよ。そこでちょっと前にメンテナンス中のところに声を掛けさせていただいて、こうしてお邪魔させてもらうことに。それじゃあ早速中を見せてもらいましょう!
アキバブロードキャスターのササキチが今回お邪魔するのは、蔵前橋通りにある「瀨木工房」。元は自転車屋だったという細長いフロアには、気になるモノたちがギッシリ!ここはいったいどんな場所なのか? |
一歩踏み込んだだけで、楽しそうなモノがギッシリ!眺めてるだけでも丸一日居いれちゃいそうな雰囲気ですが、なんとここはお店じゃありません。オーナーの瀨木さんが、13年前にご自身のために完成させた個人の工房(アトリエ)なんですよ。聞いた時は、思わず「ウソ!」とビックリしちゃいました(笑)。
ちなみにここにあるクラシックカーは1924年型の「Bugatti T13 Brescia」で、もちろんホンモノ。瀨木さんが当時と同じ規格の部品を集めて、92年前の姿そのものにレストアしたっていう代物です。もはや趣味のレベルを遥かに超えてますが、突き詰めるとこんな境地にたどり着くんですね~。
個人でこんな工房を構えているあたり、すでに只者じゃないワケですが・・・それもそのはず。オーナーの瀨木さん、元はあのホンダで働いていた生粋の技術者だったんです。それが退職後の“ものつくりロス”が高じて、なんと自分でモノが作れる工房を作っちゃったという。小さいものは模型から、デカいものはご存知クルマまで、もう何でもこの場所で作れちゃうっていうワケですよ。奥に進めば工場にあるような巨大な工具がズラリ、学生時代にガレージの上に住んでたササキチにとっては、なんだか懐かしい感じのする空間です。
いや~、見るもの手に取るものが面白くて、正直キリがないですね(笑)。ササキチ的には、子供の頃から思い描いた“男の夢”が実現したような空間で、「オレもこんな大人になりてぇ!」と思っちゃいましたよ。同じように思ったヤツも、きっとたくさんいるでしょう。瀨木さんいわく「まずはやってみること」とのことで、やれることから自分の好きなことを突き詰めて、ドド~ンと実現しちゃおうじゃないですか。
どんなモノでも作れちゃう“ものつくり工房”「瀨木工房」を満喫!ちなみに以前はボサノヴァや三味線のライブに使っていたこともあるらしく、壁面にはその名残も?まさに趣味全開な空間でした |
文: GDM編集部 絵踏 一
瀨木工房: http://www.atelier-seki.com/pon/HOME.html
CoreRare: http://www.corerare.com/