2016.02.12 17:00 更新
2016.02.12 取材
Raspberry Pi Foundation(本社:イギリス)の超小型Linux PC「Raspberry Pi 2」をベースに、ノートPCを自作できるキット「Pi-Top」がオリオスペックに入荷。近日中に発売が開始される予定だ。
超小型Linux PC「Raspberry Pi 2」をベースに、ノートPCを組み立てることができる自作キット「Pi-Top」がオリオスペックに入荷。まもなく発売予定の製品を一足先に画像を中心に確認しておこう。
タッチパッド付きキーボードを搭載するトップパネル | ボトムカバーにはバッテリーを標準装備。10~12時間の長時間駆動に対応する |
「Pi-Top」は元々、クラウドファウンディングサイト「Indiegogo」にて2014年11月より出資募集が開始されたプロジェクト。当初の目標である8万ドルを大幅に上回る17万ドル以上の資金調達に成功し、無事製品化されたものだ。
液晶パネル13.3型で、解像度はFWXGA(1,366×768ドット)に対応する |
製品には13.3型液晶パネル(1,366×768ドット)の他、タッチパッド付きキーボード搭載トップパネル、51.8W専用バッテリー内蔵ベース(10~12時間の連続駆動が可能)、ハブ基板、無線LANドングル、「Pi-Top専用OS」SDカード、ACアダプタが付属され、「Raspberry Pi 2」だけ用意すればノートPCを組み上げることができる。
キーボードや液晶パネルなどはすべてこのハブ基板を通して「Raspberry Pi 2」に接続される |
なお「Pi-Top」には「Raspberry Pi 2」同梱モデルも用意されているが、オリオスペックでは入荷予定ナシ。また製品付属のACアダプタはPSEマーク未取得のため、同店では現在代替品を調達中。代替え品の用意ができ次第販売を開始するとのこと。価格は4万円台を想定しており、質問の問い合わせも受け付けている。
無線LANドングル(画像左)と専用OSが入ったSDカード(画像右)が付属 | 付属のACアダプタはPSEマーク未取得のため、現在代替品を調達中 |
文: GDM編集部 Tawashi / 池西 樹
Pi-Top: http://www.pi-top.com/